ちょっと前の話なのですが、ゴールデンウィークに家族で車中泊をしてきました。
ダンナが旅費をかけずに出かけるなら車中泊だ! ということで、レンタカーの車種はウイングロード。
夫婦、小学校低学年、幼児の4人で本当に泊まれるのか、車中泊初体験なのでドキドキでしたよ。
今回は、家族4人で車中泊をして本当に眠れるのかなど、ウイングロードで車中泊した体験をまとめます。
家族4人で車中泊でも寝られる?
そもそもわたし、車中泊ってしたことがなかったんですね。
父の運転で母の実家に帰省したことが何度かありますが、フェリーに乗っている間に仮眠したりすることはあっても車の中で寝るという発想はなかったです。
なので、『車中泊って若い人がするもんでしょ、体かたくないの? 子ども連れで大丈夫なの?』という感じでした。
結果を先に言うと、『家族4人で横になることはできるし、鈍感な人なら朝まで寝られる』。
これに尽きる感じです。
車中泊の快適さがどうというよりもまず、わたしの眠りの質の問題も大きいかもと思いました。
わたしは別に硬いところや狭いところで寝るというのが苦になるタイプではないんですね。
普段狭いところで子ども達に挟まれて寝ているので(2人ともわたしの隣でないと寝ないんです…)。
ですが、子供が具合が悪いときは気になっちゃって全然眠れないんです。
咳込む声や寝返りですぐ起きちゃう。
今回も『寝袋から出てたら寒いんじゃ…』とか、『ダンナの足の方に(上の子の)頭行っちゃった…』とか、いちいち気になっちゃって、1時間おきくらいに起きてました。
山の方に行ったのと雨で寒い日だったので、夜が意外と冷え込んだのもあり、寝袋から出た子どもを抱っこして中に入れたり、上に持ってきたフリースをかけたりと、何やかんやごちゃごちゃしてました。
車中泊の子どもの防寒対策にスリーパーを持っていけばよかったなと思います。
ゴールデンウィークだけど念のためと防寒に持ってきていたフリースが役に立ってよかったです。
もし子どもの寝冷えや車中泊をする時期が少し寒い季節だから防寒が気になるという方は、防寒にスリーパーを持っていくと安心ですよ。
ちなみに、ダンナも2時間おきくらいに起きていて、『意外と寒いねー』なんて言いながらまた浅い眠りにつく、という感じでした。
子ども達はというと、寝るまでは『車で寝るなんてはじめて!』と興奮した様子でなかなか寝つけなかったのですが、その後は問題なく眠っていました。
上の子は朝までしっかり寝ていて、下の子は明け方に1回トイレに起きましたが、いったん眠りについた後はいつもの夜と同じという感じ。
子どもは体が小さいこともあり、床の硬さ対策や冷えないようにケアをしていれば、大人のように窮屈さを感じることもなかったようです。
ウイングロードの車中泊はマット必須!
車中泊をするなら外せない車種についてですが、ダンナがレンタカーで借りてきた車種はウイングロードでした。
ウイングロードはコンパクトなステーションワゴンで、家族4人で日帰りのお出かけには十分すぎるほどの広さのいい車ですが。
後部座席は多少の段差があるもののフラットにできるため、大人2人が並んで寝られます。
ですが、わたしとしては『広めの車を借りてくれると思ったのに…』という感想。
普段2組の布団に4人で寝ている我が家、大体上の子が布団から落ちているので…。
ウイングロードの横幅は身長100センチの下の子なら横向きで寝られますが、120センチの上の子だとキツイですね。
ウイングロードの車体寸法を見ると一応一番狭いところでも物理的には入るんですけど、まあ落ち着きなく動き回る子なもので。
2人用の寝袋がピッタリ置けるかなというサイズ感というとわかりますかね…。
ですが、実際に車中泊をしてみると、『寒い日にはちょうどいい狭さ』でした。
車中泊をした日が雨で寒い日だったので、くっついてないと寝られないので結果的に寝冷えをせずに済んだかなと思っています。
ただ、これはあくまで結果論なので、正直なところを言えば家族4人で寝るには狭いですよ。
結局上の子は後ろのトランクのドアあたりで丸くなり、下の子と夫婦2人で身を寄せ合って寝てるという形になりました。
上の子が何度も寝袋に入れても出てしまうので、結局2人分の寝袋をファスナーで分けて、上の子用の掛け布団と夫婦&下の子用の掛け布団のようにして使ってました。
ウイングロードの車中泊で注意したいのが段差。
ウイングロードは後部座席と助手席をほぼフラットにできるのですが、やはり細かい段差があるんですね。
我が家ではキャンプで使っているマットを持参したのでそこまで気にならなかったのですが、寝袋だけではやはり硬さが気になると思います。
また、我が家の場合は結局寝袋を2枚に分けて掛け布団のようにして使ってしまったので、マットがないとダイレクトに段差に体が当たることになっちゃうところでした。
レンタカーだと衛生面も気になりますし、完璧にフラットにできる車種であっても車中泊をする場合はマットを下に敷けると快適さがグンとアップします。
ウイングロードに限らず車中泊の快適な睡眠のためには下に敷くマットは必要だと思いますよ。
マットですが、もちろん車中泊用にクッション性の高いマットも売っているのでしょうが、我が家では家にあるキャンプ用品を普通に使っていました。
キャンプ用品はキャンプだけでなくいろいろなシーンで使えるのでオススメです。
参考までに、今回我が家で使った寝袋とマットはこちらです。
【寝袋】(柄違いのものですが仕様は同じです)
コールマン(ColeMan) シュラフ・寝袋(封筒型) アドベンチャースリーピングバッグ/C5 2000022260 【2人用】 |
こちらは2人用の寝袋ですが、ファスナーで2枚の布状に分けられるので、掛け布団として使うこともできますよ。
収納するとこんな感じでコンパクトにまとまります。
【マット】
| コールマン キャンパーインフレーターマット /Wライト [ 2000026846 ][P10][nocu] |
こちらはバルブを開けるとすぐに膨らみますし、空気を抜いて丸めてケースにも入れられますよ。
まとめ
ウイングロードで家族4人で車中泊をしたときの体験談をまとめました。
車の快適性を高めれば、家族4人で車中泊でもそれなりに眠れます。
ただ、わたしのように子どもの様子が気になる…というママは安心して眠れないかもしれないです。
防寒対策にスリーパーがあったら寒さの面では気にしないで眠れたかなと思います。
大人は子どもや外の様子なども気になって浅い眠りを繰り返していましたが、子どもは寝るまでは興奮していたものの、その後は問題なく眠っていました。
車中泊なんて子どもはかわいそうじゃ…とか思わなくてもぐっすり寝てしまったので大丈夫ですよ。
ウイングロードでの車中泊は、座席をフラットにしても少し段差ができてしまうので、寝袋の下に敷くマットがあると安心ですよ。
ちなみに、この時の車中泊で行った諏訪湖SAについて別記事でまとめていますので、興味のある方はこちらもチェックしてみてくださいね。
家族で車中泊をする場合にどこでするのがオススメか、実際の経験を交えながらまとめています。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。