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車中泊はどこでする? 家族でするならサービスエリアがおすすめ。子供連れなら早めに停まろう。

お出かけスポット

大型連休などで宿が取れないときに便利な車中泊。
我が家でもGWには車中泊を入れながら家族旅行をしたことがあります。

ただ、家族で車中泊となると子供がいる場合は安全面など気になることがたくさんありますよね。
うちは家族での車中泊はサービスエリアですることにしています。

今回は、家族で車中泊をしたいけどどこがいいか悩む…という方にサービスエリアをおすすめする理由を、実際の体験をまじえつつまとめます。

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車中泊はどこでする?

車中泊はどこでできるかというと、一般的に車中泊ができる場所として知られている場所がいくつかあります。
・高速道路のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)
高速道路のサービスエリア、パーキングエリアは運転する方の休憩を取る場所として設けられています。
あくまで休憩として仮眠をとることを許容しているということですね。

・道の駅
トイレが完備されており、一部立ち寄り湯などの施設があるところもある道の駅も車中泊スポットとして人気があります。
ただし、最近は車中泊で利用する方のマナー違反が問題になり、車中泊禁止としている道の駅も多いので、車中泊が可能か事前に確認をしておく必要があるかもしれません。

・オートキャンプ場
オートキャンプ場とは、キャンプ場の区画(サイト)内に車で入ることができるキャンプ場。
普通のキャンプ場だと駐車場からキャンプ場の区画まで荷物を移動させて利用しますが、オートキャンプ場では利用する区画まで車で入ることができます。

キャンプ場なので、利用しているサイト内ならテーブルや椅子を出してくつろぐことも調理することも可能(基本的にテントを張って泊まれる場所ですからね)。
電源サイトや水場のあるサイトなどもあり、料金はかかりますが快適に車中泊を楽しむことができます。

・RVパーク
RVパークとは、日本RV協会が『快適に安心して車中泊が出来る場所』として設置している車中泊ができる有料の駐車場のような場所です。
キャンピングカーだけでなく普通車も利用することができ、トイレや電源、入浴設備のある場所もあります。
オートキャンプ場とは違い場外での調理などはできませんが、車中泊をするための設備なので気兼ねなく車中泊ができますね。

上記以外にもコインパーキング公園の駐車場コンビニの駐車場などで車中泊をする人もいるそう。
ですが、人が少ないところでの車中泊は安全面での問題もありますし、家族連れの場合、コインパーキングでは夜中のトイレにも困りますよね。

また、コンビニの駐車場などは人の出入りも多く人目も気になりますし、長時間駐車しているとお店の方に声をかけられることもあるそう。
子供が寝ている中移動となると寝ている子を座らせてシートベルトをして…というのは可哀想ですし、移動しなければいけない可能性のある場所は避けたいところです。

家族で車中泊をするのにサービスエリアをおすすめする理由

それでは、家族で車中泊をするのにサービスエリアをおすすめする理由を次に挙げていきます。

・予約不要で車中泊ができる
基本的に家族で車中泊をしようと思うときって、基本的に『ホテルなど宿泊施設が取れないとき』ですよね。
旅費を安く上げたいという方もいるとは思いますが、GWなど連休でホテルを取ろうにも空きがないから仕方なくという方も多いです。
少なくとも私は子供がいるのにわざわざ安全面に心配がある車中泊はしたくないのですが、家族の仕事の都合で急遽出かけられることになった場合などはホテルの予約が取れないですから。

個人的には、子連れなら車中泊でもオートキャンプ場やRVパークなどの車中泊ができるとされている場所で安全な場所でしたいです。
でも、宿泊施設の予約が取れない時期はもちろんそうした施設でも予約が取れないんですよね。
その点、サービスエリアは予約不要なので、泊まれない心配がないということが一番おすすめしやすい理由です。

・車中泊のための料金がかからない
高速道路利用料金はかかりますが、車中泊をサービスエリアですること自体は無料でできるので、費用が安く済むメリットも大きいですね。
ホテルと比べると費用は安く上がるのですが、オートキャンプ場は1区画3000円~、RVパークは2000円~程度の費用がかかります。※
※場所や時期にもよりますので、必ず泊まりたいと思う施設の料金や予約の要否を調べてくださいね。

・安全面、治安面で安心感がある
安全面、治安の面では道の駅と比べてサービスエリアの方が利用しやすいと個人的には感じます。
道の駅でも車中泊が可能な場所もありますが、道の駅は利用時間が決まっていて、夜の時間はトイレ以外の施設は閉鎖されて薄暗いですよね。
24時間自販機コーナーなどが営業しているSAの方が明るく、女性や子供の場合は夜中のトイレなども安心です。

ちなみに、オートキャンプ場に入場するには費用がかかることもありますし、実際に利用したときに治安に不安を感じたことはありません。
RVパークも場所によってセコムと契約をしているところなどもあり、有料の施設の方が安全面の心配は少ないかもしれませんね。

・トイレや自動販売機、コンビニなどがあり便利
夜中にトイレに起きたときに、すぐに明るいトイレに行けるのがSAのうれしいところ。
運転手の方の休憩を目的とした施設なので、飲み物や軽食の自動販売機やコンビニがあるところもあります。

・身軽に移動ができる(※非推奨)
渋滞が気になる時期は、朝早くに出かけたいというときもありますよね。
SAで車中泊をした場合、子供が寝ているままチャイルドシートに座らせる体制にし、シートベルトを締めれば出発できます。

実はこれ、先のGWで我が家がやった方法。
どうしても渋滞予想が酷かった日に長距離移動しなくてはいけなかったので、車中泊するよと言って座席を倒してベルトをさせたままチャイルドシートの上で寝かせたんですね。
1時間ほど親が仮眠をしたのちに子供達が寝ているまま出発し、渋滞につかまらずに無事に長距離移動することができました。

ただし、シートベルトをしたまま寝るのは苦しいですし、運転中にトイレに子供が起きたりするとかえって危ないので、推奨はしません…。
我が家の場合は時間に余裕がなかったのと、子供達が小学生で夜中に起きることがほとんどないくらいに大きくなったのでできたことかもしれません。

※高速道路での運転中は後部座席でもシートベルト着用義務があり、もちろんシートは倒さずに運転したほうが安全であることを念のため書き添えておきます。
このときは8人乗りのヴォクシーを借りて子供たちを2列目にシートを倒す形でそれぞれベルトをさせて寝せていました。
後部座席をフルフラットにして車中泊をした場合はシートベルトの着用をしていない姿勢で大変危険なため、子供が寝たままの移動は絶対にNGですよ!

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車中泊を子供とサービスエリアでするなら早めに停まっておくと安心!

車中泊を子供とサービスエリアでする場合、早めにパーキングに入っておくことをオススメします。
というのも、GWなどの連休で車中泊の利用が増えるときは、パーキングエリアもすごく混雑します。

前にGWに諏訪湖SAに車中泊したときは18時くらいにパーキングに停めましたが、その後続々と車中泊の車が来て、駐車場が大混雑しました。
夜中トイレに行ったときにこっそり駐車場を見に行ってみたところ、停め切れなかった車が大型車のところや出口のそばまで停まっていたんですね。

諏訪湖SAの車中泊についてはこちらの記事でまとめています。
https://smilediary.net/outing-spot/post-3077

もし明け方に子供がトイレに行きたいと言ったときに、もちろん大人が付いていくとは言え出入口のそばだととても危ないです。
その日は雨だったので、路面が滑ってなおさら危ないなと思ったんですね。

予約不要でいつでも入れるとは言え、連休などで車中泊利用の方が増える時期は夜中に近い時間帯に行くと駐車スペースがないということにもなりかねません。
なので、子供の歯磨きなどの寝る支度を整えることも考えると、夜遅くなる前にパーキングに停まっておくと安心ですよ。

なお、サービスエリアはあくまで休憩所であり、仮眠を取るという位置づけで車中泊が許容されていることを考えると、朝は早めに出るように心がけるといいかもしれません。
諏訪湖SAのように温泉施設のあるSA以外で車中泊をするときは、夜は早めに休んで朝早くに出て目的地近くの温泉施設でゆったりするのも車中泊翌朝の楽しみにいいですよ。

まとめ

車中泊を家族でする場合、子供がいるならやはり安全面、治安面を第一に考えて場所を選びたいところですね。
できればオートキャンプ場やRVパークなどの有料施設で安全に車中泊をしたいところですが、ホテルの予約が取れない時期にはオートキャンプ場やRVパークも予約が取れないのが現実。
人気のないところでの車中泊は犯罪に巻き込まれる可能性もありますし、車中泊が禁止されているところでの車中泊で移動を余儀なくされて夜中に起こされたりしては子供が可哀想です。

その点、サービスエリアでの車中泊は一目もあり、夜中でもある程度明るいので安心感もあります。
ただ、人目があり明るい分、目隠しなどをして快適に過ごせるように配慮はしてあげたいですね。

なお、車中泊については別の記事にもまとめていますので、あわせて参考にしていただけるとうれしいです。
家族四人でウィングロードを使って車中泊したときの体験をまとめています。
https://smilediary.net/outing-spot/post-3053

車中泊をするときの歯磨きや洗顔について、子供連れでもできる方法はこちらにまとめています。
https://smilediary.net/outing-spot/post-5679

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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