ベランダプールの水の入れ方と流す方法。排水溝があれば掃除をしておこう！

子供達の夏ならではの楽しみは水遊び。
ベランダプールは手軽に楽しめますが、水を入れるのが面倒ですね。
また、排水が溢れちゃうと下の階や隣の家の方に迷惑が掛かりトラブルになってしまいますので、上手に排水したいところです。

今回は、ベランダプールの水の入れ方と排水について、簡単にできる道具の紹介を交えつつまとめます。

ベランダプールの水の入れ方
ベランダプールで水を流す方法
ベランダに排水溝があれば掃除をしておくと安心！
まとめ
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ベランダプールの水の入れ方

ベランダに水道があるおうちはそのままプールに水をためることができますが、そんなおうちはごくまれですよね。
ビニールプールをベランダでするときの水の引き方はいくつかあります。
・バケツで運ぶ
・キッチンや洗濯機、お風呂などの水栓に適合するホースを使う
・お風呂の残り湯用のポンプを使う

バケツで運ぶのは一番コストがかからないですが、重いし大変なので、キッチンや洗濯機、お風呂などの水栓に適合するホースを使うと便利ですよ。

こちらはお風呂のシャワーヘッドを取って使えるタイプのシャワーリール。
温水にも対応しているので、小さな子に冷たい水は心配…という方にも便利です。
蛇口にも使える口金もついています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

口金が合わない場合は、クワバタオハラの小原正子さんがやっていたお風呂の残り湯用のポンプで吸い上げるという方法もあります。
一度洗い桶などに水を出しておき、そこからポンプで水を吸いあげる方法です。
ちょっと面倒ですが、バケツリレーよりはずっと簡単ですし、排水のときに使うこともできます（後で説明します）。

ただ、こちらの商品はホースが別売りなので、ご自宅の水場からベランダまでの長さを測ってホースを買う必要があります。
長さを測るときはビニールひもなどを伸ばしてみて測ると間違いがないですよ。
なお、こちらの商品は高低差が2メートル以内でないと使えないので、戸建の方の場合は同じ階の水場を使うようにしてくださいね。

こちらの商品は自動で停まる機能もあり便利ですよ。

ベランダプールで水を流す方法

ベランダプールで大変なのは、実は水を入れる方ではなく水を流す（捨てる）方。
一度に流して排水溝が溢れてしまったら大変ですし、マンションやアパートなど共同住宅のベランダでは隣や下の階に水が溢れてしまう可能性が高いです。

というのも、マンションやアパートなど共同住宅のベランダには排水溝が区画ごとに設けられていないことも多く、水を流すと隣の方のベランダに水が流れることになります。
排水溝があれば直接排水溝に少しずつ流すこともできなくもなさそうですが、排水溝から水漏れする可能性もあり、階下の方の洗濯物などを汚してしまう可能性もあります。

もし部屋のベランダに排水溝がある場合でも、プールをそのままひっくり返して流したり、バケツに汲んだ水をバシャっと流すのは絶対にNG！
マンションでは緊急避難用に突き破れる境界壁から植物の水やりの水が出てしまっただけでトラブルになるケースもあると聞きます。
プールができる防水仕様ではないベランダの場合は、水をベランダに流すのは避けたほうが無難です。

ベランダに排水溝があっても、基本的にはベランダではなくバケツを使って少しずつ近くのキッチンや洗面所、お風呂などに流すのがベストです。
階下が滅多に使われていない集会室などでクレームの心配が少ないという場合でも、バケツで少しずつ流すくらいの慎重さが必要ですよ。
もちろん、クレームが出たときには真摯に対応する必要があるのは言うまでもありません。

そんなの面倒…という方には、先ほど紹介したお風呂のお湯を吸い上げるポンプを使うのがオススメ。
洗い桶から真水を吸ったのと同じ要領で、ビニールプールから水を汲み上げて排水すればいいんです。
もちろん洗い桶を経由せずにそのまま排水してOKですよ。

ちなみにプールの水をキッチンに排水しても衛生上問題ないのですが、抵抗がある方もいると思うので、他の水場に流すことをオススメします。
洗濯機から水を取っている場合は、洗濯機に一旦溜めてから脱水をかければ排水できます。
プールで使った水を洗濯機に入れるのが気になる方は、ついでに洗濯機の掃除をしちゃうのもアリですよ。

洗濯槽の掃除については別の記事にまとめています。
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なお、プールの水を吸った後に真水を吸い上げて流せばホースの中もある程度綺麗になります。
どうしても汚れた水を吸わせたくないという方は、排水用のホースを買うのもアリかもしれませんね。

ベランダに排水溝があれば掃除をしておくと安心！

決してオススメはしないんですが、ベランダに排水溝があってそのまま排水したい…という方もいますよね。
わざわざ排水のためにお湯取りのポンプを買うのも面倒だし、少しずつなら大丈夫じゃない？　という気持ちもわかります。
新築マンションに入居したばかりの方とか、排水漏れなんかありえない、クレームなんかないでしょ、排水溝もあるしベランダに排水しちゃえばいいじゃないって方もいると思います。

ただ、新築マンションであっても、排水溝にゴミが溜まっていたりすれば水漏れしてしまうことはあり得ます。
どうしてもベランダに排水するという場合は、排水溝の掃除をしっかりしておくと水漏れのリスクを減らすことはできます。

また、ベランダに排水しないつもりでも、子供がふざけていてビニールプールがたわんでしまって水がこぼれてしまうこともあります。
排水溝があればつまらないようにゴミを取っておく、排水溝がない場合でも排水用にできている溝を綺麗にしておきましょう。
楽しくなって子供が裸足でベランダを歩き回ったりなんてこともあるので、ベランダプールの前には掃除をしておくといいですよ。

まとめ

ベランダプールをする場合の水の入れ方と排水方法についてまとめました。

ベランダプールをするときはバケツで水をくむ方法もありますが、キッチンや洗濯機、お風呂などからシャワーリールで水を取ると簡単に水を汲めますよ。
お風呂の残り湯を洗濯に使うためのポンプで洗い桶などの真水を吸い上げる方法もあります。

ベランダプールで実は大変なのは排水方法。
ベランダに直接水を流すと隣家や階下の方に迷惑をかけることにもなりかねませんので、基本的にはバケツで水を汲み上げて別の水場に捨てるのがベスト。
残り湯用ポンプは排水にも使えるので、排水を吸い上げることに抵抗がない方は使ってみてくださいね。

ベランダに排水をしない方も、子供が不意にビニールプールのふちに座って水をこぼすといった想定外のことが起こることもあります。
つまり防止のためにも排水溝をはじめベランダの掃除をしっかりしておくと安心ですよ。
決してオススメしませんが、こっそりベランダに排水するつもりの方は特に、しっかり掃除をしておいてくださいね。

なお、ベランダプールは自宅でできて手軽ではありますが、近所の方にとっては迷惑になることもあるので、苦情が起こらないように対策をしてから行うのがベスト。
対策方法などについて別の記事にまとめていますので、あわせて参考にしてみてくださいね。