幼稚園の入園式や役員決めを終え行事が一息ついたところで予定されるのが茶話会。
大体保育時間中にママ同士の交流を目的に行われることが多いです。
年少さんの茶話会では知り合いがいなかったり、子供がまだ幼稚園に馴染めるかという不安だったりという状態ですよね。
年単位での付き合いが続く幼稚園生活、茶話会でママ同士の交流を深めておきましょう。
仲のいいママを見つけられればベストですが、そこまでの関係になれなくても園の行事のことなど情報交換ができるママを見つけておきたいですね。
今回は幼稚園の茶話会の内容や自己紹介の仕方、服装などについてまとめます。
幼稚園の茶話会の内容ってどんなもの?
幼稚園の茶話会・親睦会は保護者同士が仲良くなるためのイベントです。
だいたい次のような流れで行われることが多いです。
1.自己紹介
2.グループに分かれてトーク
3.グループを変えてトーク(1、2回シャッフル)
うちの子供達の通った園ではありませんでしたが、幼稚園によっては茶話会にレクリエーション要素を加えてゲームやビンゴなどをする園もあるみたいですね。
園によって多少内容は違いますが、大体全体で自己紹介をした後でグループに分かれてトーク時間を持つところが多いため、最初の時間の自己紹介が肝心です。
それでは、自己紹介では具体的にどのようなことを話せばいいのでしょうか。
幼稚園の茶話会の自己紹介ってどんな風にすればいい?
幼稚園の茶話会の自己紹介で話すポイント4つ
幼稚園の茶話会の自己紹介で何を話せばいいか悩む…という方もいると思いますが、そんなに難しく考えなくても大丈夫。
自分が他のママさんやお子さんのことで何を知りたいかを考えるといいですね。
具体的に4つポイントをあげたいと思います。
1.どこに住んでいるか
2.お子さんの個性
3.兄弟児の有無(兄姉がいる場合は学校と学年も)
4.ご自身の趣味など
それぞれの項目について、相手が知りたいこと=自分が話すべきことがわかってきます。
他のママの自己紹介で聞くべきポイントもわかってきますよ。
どこに住んでいるか
どこに住んでいるかと言っても、具体的にマンション名や番地まで伝える必要はありません。
町名を伝える程度で大丈夫です。
バス園や車での送迎が可能な園の場合、降園後や夏休みなど一緒に遊ぶのに誘いやすい近くのママと仲良くなりたいというママはいます。
また、徒歩園や公立園の場合は、小学校の学区が一緒かどうかを気にするママもいます。
実際に、下の子の園つながりのママにこんなことを言われたことがあります。
『△△ちゃんとは学区が違うから別れちゃうと思うと仲良くなっても先がないけど、○○ちゃん(うちの子)とは一緒だもんね』
上の子はバス園で小学校の学区が一緒の子の方が少なかったため、こういう感覚はなかったのでビックリ。
ただ、確かに小学校の学区が同じだと長い付き合いになることは心の隅に留めておくといいと思います。
子ども同士でケンカしたり怪我をさせられたりと、残念ですが園生活にはトラブルが起こることもあります。
『揉めても小学校で別れるからいいし』と思ってたら小学校も一緒…なんてこともあり得るので、学区情報は把握しておくといいですね。
ちなみに、小学校に上がるタイミングで評判のいい小学校の学区に引っ越すというママも意外といますので、トラブルを起こさないのがベストなのは言うまでもありません。
なお、小学校の学区の調べ方については『(お住まいの自治体名)+小学校+学区』で検索すると調べられますので、茶話会の前に調べておくといいと思います。
お子さんの個性
幼稚園のお友達は我が子と一緒に幼稚園生活を送る仲間ですから、どんな子と一緒に過ごしているかは気になりますね。
また、子ども同士仲良くなって降園後お友達と遊びたいと言い出すことも出てきます。
徒歩園で降園後園庭で遊べる場合は様子をうかがうこともできますが、バス園の場合は子どもの話しか情報源がないので、お子さんの個性は特に知っておきたい情報だと思います。
活発でやんちゃだとか、大人しくてマイペースだとかといった個性だけでなく、好きなものや遊びなども一緒に伝えるといいですね。
『外遊びが好きな子で、最近はキックボードが楽しくて仕方ないようです』とか、『マイペースな凝り性でプラレールの線路をつなげるのが好きです』とか。
お子さんがなかなかお友達を作れないタイプの場合、同じものが好きなお友達がいたらチャンスです。
『□□くんは電車が好きなんだって、どの電車が一番好きかきいてみたら?』と働きかけてあげると、好きなものが同じところから仲良くなったりということもありますよ。
兄弟児の有無
兄弟児がいるかどうかは、兄弟タイプごとの性格の特性からお子さんの個性を把握してもらうきっかけになりますね。
長女はしっかり者だとか、末っ子だと甘え上手とか。
ただ、それ以上にママにとって兄弟児情報は重要なポイントです。
下の子が同じ年だとママ同士親近感が持てたり、親が参加する行事のときに一緒に下の子を遊ばせて乗り切ったりということができるようになります。
上の子同士が同じ小学校の場合、上の子の学校の情報交換もできるようになります。
わたし自身が子ども達の入学入園のタイミングで引っ越して、下の子をバス園ではなく徒歩園に入れました。
下の子が小学校に上がるときのことを考えてのことですが、上の子が同じ小学校のママがたくさんいたことで、小学校の情報がたくさん入ってきて助かりましたよ。
あと、上に今通っている幼稚園の卒園児がいる下の子のママは幼稚園行事に詳しいので、行事についてなどいろいろ教えてもらえます。
兄弟児がいるかどうかはしっかりチェックしておくといいと思います。
ご自身の趣味など
ご自身の趣味があれば付け加えておくと声をかけやすいですよね。
積極的にママ友を作りたい! という方は、ぜひここでアピールしておくといいと思います。
わたし自身はとりたてて趣味がないため、自分については出身地だけ話したのですが、そこから他のママと話すことができました。
幼稚園のママとのつながりは子どもあってのものですが、園が同じ間だけのママ友ではなく卒園してもママ同士仲良くなって付き合いが続く場合もあります。
自己紹介にはご自身の情報も少し添えて、他のママさんと仲良くできるきっかけを作れるといいですね。
幼稚園茶話会の自己紹介の時間の目安
茶話会の自己紹介の時間としては30秒程度、長くても1分程度がいいと思います。
長く話そうと思うとプレッシャーになりますよね。
それに、クラスの人数分自己紹介がるわけですから、20人なら20分、30人なら30分自己紹介だけでかかることになりますので、短くポイントを押さえてまとめるといいと思います。
聞き手が理解しやすい話のスピードは1分間に300文字と言われています。
自己紹介が苦手な方は、300文字以内で収まるように原稿を作ってみるといいですね。
文字数はあくまで長さの目安ですので、4つのポイントを押さえてあれば文字数については気にしなくても大丈夫です。
幼稚園茶話会の自己紹介の例文
実際に参考例として、茶話会の自己紹介の例文を上げてみますね。
【参考例1】
佐藤花子の母、和江です。富士見町に住んでいます。
花子はとてもマイペースで、砂場遊びが好きな子です。
おっとりした子に見えますが、富士見小学校の1年にお兄ちゃんがいることもあり、慣れてくると大きな声で走り回ったりする元気な一面もあります。
わたし自身は長野県出身で趣味は読書、東野圭吾の小説が好きです。
引っ越してきたばかりでお友達がいないので、親子ともども仲良くしてもらえると嬉しいです。
よろしくお願いします。
【参考例2】
鈴木太郎の母、良美です。
富士見町に住んでいるので、お近くの方は声をかけてもらえたらうれしいです。
太郎は外遊びが大好きな子で、最近ハマってるのは園の砂場で泥団子作り。
スモックを手洗いしないと汚れが取れないのが最近の悩みです。
島根県出身で、ここに引っ越してくるまでは東町に住んでいました。
一人っ子なので、初めての幼稚園生活はわからないことばかりですが、太郎と一緒に頑張ります。
よろしくお願いします。
ちなみに、上の例文でどちらも大体200文字前後、時間にして40秒くらいですかね。
参考になさってみてくださいね。
幼稚園の茶話会の服装について
幼稚園の茶話会の服装については、普段よりちょっとキレイめにしていけばOKです。
園の行事というよりはママ同士の親睦会なので、スーツやワンピースなどだとかえって浮いてしまうかも。
具体的にはカーディガンにカットソー、スカートなどのスタイルで十分だと思います。
もちろん、普段スカートを履かないママはパンツスタイルでOK。
無理にかしこまった服装で行く必要はありませんが、園の雰囲気が普段からラフな服装だと浮いてしまう場合は、すっきりしたシルエットの服装で行くといいですね。
茶話会は2時間くらいある園が多く、茶話会ではママの服装もしっかり見られることが多いです。
下の子がいる場合など毎日の送迎では動きやすさ重視のラフな服装のママも、茶話会では清潔感のあるキレイめの服装を心がけましょう。
まとめ
幼稚園の茶話会の内容についてまとめました。
幼稚園の茶話会はママ同士の交流を深める場。
仲良くできるママを見つけられればベストですが、それが難しいようでも情報交換ができるママを何人か見つけておきたいですね。
自己紹介は4つのポイントを押さえた簡潔なものにして、他のママさんの自己紹介をしっかり聞いて交流できそうなママさんを見つけましょう。
また、幼稚園の茶話会の服装は普段より少しキレイめを心がければ、スーツやワンピースなどのかしこまった服装にする必要はありません。
ただ、茶話会ではゆっくり他のママと話をする機会なので、服装をしっかり見られていると思った方がいいです。
普段の送迎ではラフな服装のママも、すこしキレイめの清潔感のある服装を心がけるといいと思います。
ママ友作りを頑張らないと気負ってしまっている方には、こんな記事もありますよ。
初めての幼稚園、行事に下の子連れで行けるか心配な方は、こちらの記事も合わせて参考にしてみてくださいね。
幼稚園の定番行事・バザーについてはこんな記事もありますので、興味のある方は覗いてみてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。