上の子が初めて幼稚園に通う第一子ママさんで、上の子の幼稚園行事に下の子連れで参加していいのか心配な方もいますよね。
抱っこでいてくれる0歳児、歩いてみたい1歳児、イヤイヤ期の2歳児、一緒に参加したい3歳児。
行事の邪魔になってしまうのでは、園からNG出される行事もあるの? 他のママに嫌がられたりする?
心配は尽きないのではないかと思います。
わたしも上の子の入園時は心配でしたが、実際に幼稚園行事に下の子連れで参加するママもたくさんいましたし、心配しなくてもOKですよ。
ただ、行事によっては下の子NGのものもあるので、早めに情報を得て対処できるようにしたいですね。
今回は、幼稚園行事に下の子連れで参加するときのコツや下の子NGの行事など、2つの幼稚園に子供を通わせた経験を交えてまとめます。
幼稚園行事に下の子を連れて参加するときのコツは?
幼稚園行事に下の子を連れて参加するときのコツは、
・下の子のコンディションを整える
・騒がないように準備をする
・迷惑をかけそうになったらすぐに対処する
の3点です。
下の子のコンディションを整える
下の子が0歳児の場合は、まだまだ体内時計もできていないですし、遊ばせてお昼寝…というのもまだ難しいこともありますよね。
授乳、おむつ替えをして、赤ちゃんの状態を整えてあげましょう。
1歳児の場合、食事、おむつ替えもですが、行事の時間をお昼寝の時間にできるようにするとママの負担が少ないです。
行事の前に公園で外遊びをするなど、体を動かす遊びをしてから抱っこして行事に参加するとうちの子はよく寝てくれました。
2歳児、3歳児の場合、午前中の行事の場合などは特に、もうお昼寝させたくても難しい…ということもあります。
行事の間は『大人しくしててね』『ママのそばにいてね』と我慢させてしまうことが多いので、行事の前はしっかり一緒に遊んであげたいところです。
ただ、イヤイヤ期まっさかりの2歳児などは特に、遊びを切り上げて行事に行くこと自体『もっとあそびたい!』とイヤイヤスイッチが入ってしまうこともあります。
おむつ替えやトイレさえも『トイレに行ってからお姉ちゃんを見に行くよ』などと言っても『行きたくない!』と長引いてしまうことも。
時間に余裕をもって行動したいところですね。
騒がないように準備をする
上の子の行事の間、下の子が騒がないように準備をするのも大事です。
赤ちゃんや抱っこ紐に大人しく入ってくれる子の場合は抱っこしていて寝てくれることも多いですが、月齢・年齢に合ったおもちゃを持っていくと安心です。
飛び出す絵本、シールブック、お絵かき帳、折り紙などなど。
音の出るおもちゃは保育の邪魔になるので、音の出ないものを選びましょう。
迷惑をかけそうになったらすぐに対処する
上の子を一生懸命見ていると見逃しがちですが、下の子が行事の邪魔をする前に対処することも大事です。
第二子、第三子ママは『自分たちも通った道だから』と言ってくれることもありますが、やはり自分の子をゆっくり見たいもの。
大声で泣く、触ってはいけないものを触る、他の子の弟妹とケンカする…。
できれば困った行動をする前に席を外すなどして対処したいものです。
とは言え、ちょっと目を離した隙にやらかしちゃう、ということもあるので、迷惑をかけてしまったらすぐに謝ってその場を離れましょう。
幼稚園で下の子連れNGの行事は?
幼稚園の行事ってどんなものがあるの?
幼稚園の行事は次のようなものがあります。
・入園式
・春の親子遠足、秋の遠足
・保護者会、茶話会
・個人面談(家庭訪問がある園も)
・保育参観、お弁当参観&給食参観
・夏祭り、バザー
・運動会
・お遊戯会(発表会)
・おいもほり大会、おもちつき大会
・作品展
・卒園式、謝恩会
親の出番の少ない園ももちろんありますが、毎月何らかの形で親の参加行事があるという園は少なくありません。
うちの子供たちが通った幼稚園も、大体毎月行事がありました。
保護者会や保育参観の頻度も園に寄りけりで、学期ごとに1回という園もあれば、毎月のようにある園もありますしね。
幼稚園の行事で下の子連れNGの行事は?
幼稚園によっては『下の子を連れて参加しないでください』という行事は異なりますが、卒園式や謝恩会は下の子NGの園が多いです。
うちの子たちの園でも、卒園式は下の子連れでの参加はご遠慮くださいとお手紙があった園があります。
また、お遊戯会(発表会)も『赤ちゃんの泣き声がビデオに入っちゃった』というクレームを出すママもいてトラブルになりやすい行事。
お遊戯会をじっくり見られますし、もし預け先があるなら預けたほうが無難かもしれません。
あと、親子遠足に下の子を連れて参加する場合は、親子でやるレクなどで後れを取ってしまったりすることもあります。
おいもほりも親子でやりましょうという園の場合は、下の子が土を食べちゃった…なんてことも。
親子でバス移動の遠足で、下の子が泣いちゃうからお休みするといったママもいましたね。
下の子NGというわけではなくても、状況によって避けたほうがいいと言えるかもしれません。
必ずしも下の子NGではない行事いろいろ
逆に、保護者会や茶話会などは、下の子連れで参加するママも多かったです。
保護者会のときは上の子(=在園児)を先生が見てくれる園が多いですし(上の子の園も下の子の園も在園児は見てくれました)。
運動会は時間が長いため、預けてくるママはほとんどいなかったですね。
おもちつき大会も、役員やお手伝いの係のママ以外は下の子を連れて参加していました。
夏祭りやバザーは兄弟で来ることを想定して役員さんも準備していましたし、下の子を置いてきたというママはいませんでしたね。
作品展も家族で見に来てくださいねという感じだったので、下の子も一緒に見に行っていました。
保育参観、お弁当参観&給食参観については人それぞれでしたね。
子供達の様子をしっかり見たいママは下の子を預けていましたが、下の子の様子を見ながらでも参観できるからと連れてきているママもいました。
保育参観については園からの情報で判断するママも多かったですね。
『今回はお子さんと一緒にセロテープを貼って工作するので、下の子連れのときは安全に注意してくださいね』『ママと一緒に体操します』というときは預けてくる。
『今回はお子さんがお月見の作品を制作しますので、教室の外から参観してください』というときは連れてくるなど。
ちなみに、個人面談のときは在園児の扱いも園によって異なり、先生が保育してくれる園もあれば、前後のママ同士で協力し合って見ていてくださいという園もありました。
下の子が大人しくできない場合は預けるママもいましたが、連れてきているママもいて人それぞれでしたね。
下の子連れで参加するメリットも
下の子連れで幼稚園行事に参加するのは大変ですが、このようなメリットもあります。
・下の子が幼稚園になじみやすい
・下の子が同じ年のママ同士、子供同士仲良くなれる
上の子の幼稚園選びで吟味して選んだ園ですから、大体下の子も同じ園にと考える方がほとんどですよね。
下の子を幼稚園に頻繁に連れて行くことで、幼稚園になじみやすくなります。
また、下の子同士が同じ年の子がいる場合、ママ同士も子供同士も仲良くなりやすいというメリットもあります。
預けないと迷惑がかかると心配とか、どうしても上の子をしっかり見たいという事情がなければ、あまり気にせずに下の子を連れて行事参加していいのではないでしょうか。
うちも予定外の引っ越しで上の子と下の子は違う園になりましたが、下の子同士同じ年のママ友ができて心強かったですよ。
卒園式には下の子を預ける方がしっかり見られるよ!
幼稚園の行事によって下の子を連れていける行事は多いのですが、卒園式や謝恩会は特に下の子NGという園は多いです。
わざわざ預けるなんて一時保育はお金もかかるし、遠方の母に来てもらうのも仕事のある義母に頼むのも気が引ける…という方もいるかもしれませんね。
でも、実際に上の子の卒園式に出てみて、あーやはり下の子預けてよかったなと思いました。
下の子がいたら泣かないか気になってじっくり見られなかったであろう卒園証書を受け取った後の誇らしい顔。
我が子だけでなく一緒に遊んだ子供達それぞれの顔を見て、感慨深いものがありましたね。
やはり卒園にあたり厳粛な雰囲気で行われる卒園式ですし、このときばかりは上の子の3年間を静粛に称えてあげたい気持ちだったので、ゆっくり卒園式を見られてよかったです。
また、卒園式は下の子OKでも、ホテルなどを借りて謝恩会を行う園だと、在園児とその親のみ参加でと言われる園や、席があっても料理が出ない園もあります。
わたしは先生方の挨拶や役員さんが作ってくれたDVDなど謝恩会でも涙ナミダですごく感動したんですね。
もし卒園式や謝恩会が下の子NGの場合に備えて、預け先を探しておくというのもアリだと思います。
普段の生活でも預け先があれば、ご自身の通院などできれば下の子を連れて行きたくない場合にも助かりますから。
入園したばかりで卒園の話なんて…というママもいるかもしれませんが、子供の成長はあっという間。
子供の幼稚園の卒園式や謝恩会について、卒園児がいるママにリサーチしてみてくださいね。
まとめ
幼稚園行事に下の子を連れて行く場合のコツや下の子NGの行事などについてまとめました。
幼稚園行事で上の子の様子をしっかり見られるように、下の子のコンディションを整え、騒がないよう準備して臨んでみてくださいね。
また、幼稚園行事はいろいろありますが、卒園式や謝恩会など一部の行事以外は下の子NGというものは少ないです。
ただ、卒園式や謝恩会など、下の子がいない方がゆっくり上の子を見られるので、下の子の預け先を探しておくというのもいいですよ。
卒園児ママが行事については詳しいので、リサーチしてみてくださいね。
きょうだい育児で下の子が小さい方はこんな記事も書いていますので、合わせて参考にしてみてくださいね。
https://smilediary.net/child-raising-troubles/post-5152
この記事が少しでも参考になると幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。