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謝恩会の謝辞の書き方。幼稚園の例文と挨拶のポイント。

学校・園行事

幼稚園の謝恩会・お別れ会での保護者代表の謝辞・挨拶。
園生活での先生方への感謝の気持ちをしっかり先生に伝えるチャンスですね。
とは言え、いざ実際に謝辞や挨拶をすることになったら具体的には何をどう伝えたらいいのかと困っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、謝恩会の謝辞の書き方や幼稚園の場合の例文、挨拶の文章のポイントについてまとめてみました。

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謝恩会の謝辞の書き方

謝恩会の謝辞の書き方は、ポイントを押さえれば難しいことはありません。
こういうことを盛り込んで書けばいいという要素があるからです。

具体的に言うと、謝恩会の謝辞は次のことを押さえればOKです。

・謝恩会に参加していただいたことへのお礼
・幼稚園の先生・職員の方々への感謝の言葉
・子ども達の成長エピソード
・今後の子ども達へのはなむけと変わらぬご支援のお願い
☆謝恩会を寛いで楽しんでいただきたいという挨拶の〆の言葉
(謝辞がプログラムの前半にある場合・司会進行で触れていない場合)
☆幼稚園の発展と先生方のご健勝を祈る言葉
※☆印は謝辞の〆の言葉なので、どちらか1つでOKです。

謝辞の書き方と言えば、謝恩会の謝辞って読み上げておしまいという園も多いと思います。
ですが、上の子の幼稚園のお別れ会では謝辞を読み上げた後に幼稚園に提出、という決まりがありました。
それも、和紙に筆ペンで縦書き
個人的にはけっこう負担感あるなと思い、保護者代表で謝辞を述べた卒対委員さんに頭が下がる思いでした。
幼稚園によって独自ルールがありますので、そのあたりも過去の資料や卒対委員経験のある方に確認してみてくださいね。

幼稚園の謝恩会の謝辞の例文

それでは、先ほど挙げたポイントに沿って幼稚園の謝恩会の謝辞の例文を2種類ご紹介します。

例文1(卒園式と謝恩会が同じ日の場合)

園長先生、年長の担任の先生方をはじめ諸先生方、本日は素晴らしい卒園式をありがとうございました。
また、卒園式後のご多忙のところ、謝恩会にご参加いただきましてありがとうございます。

入園式のときにはブカブカだった園服も今ではちょっときついくらいになり、入園式ではじっと座っていることが難しかったのが嘘のように、先ほどの卒園式ではきちんと座って式に参列できていましたね。
卒園式の子ども達の様子を見て、子ども達の成長を改めて実感することができました。
○年間で子ども達をここまであたたかく、ときには厳しくご指導いただきまして、本当に感謝しております。

子ども達は○○幼稚園で学んだことを胸に、新しい巣立ちを迎えます。
卒園はいたしましたが、まだまだ未熟な子ども達です。
先生方には卒園してからも変わらぬお導きのほど、よろしくお願い申し上げます。

最後に、○○幼稚園の今後のご発展と、先生方、職員の皆さまのご健勝とご活躍を心から祈念いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。

例文2(卒園式と謝恩会が異なる場合)

本日は園長先生をはじめ先生方、ご多忙のなか謝恩会に足を運んでいただきありがとうございます。
子ども達の父母を代表し、ご挨拶させていただきます。

初めての集団生活にとまどい、幼稚園に送ってもなかなかお父さんやお母さんから離れられないで泣いている子もいましたね。
それが今では、子ども達はみな毎日我先にと幼稚園の門をくぐり、たくさんのお友達と遊ぶようになりました。
この○年間、子ども達をあたたかくご指導いただきましたこと、本当に感謝しております。

これから子ども達は○○幼稚園での思い出を胸に、新しい場所へと巣立ちます。

【卒園式前に謝恩会を行う場合】
卒園はいたしますが、まだまだ未熟な子ども達です。
先生方には卒園してからも変わらぬお導きのほど、よろしくお願い申し上げます。
【卒園式後に謝恩会を行う場合】
卒園はいたしましたが、まだまだ未熟な子ども達です。
先生方には卒園してからも変わらぬお導きのほど、よろしくお願い申し上げます。

最後に、○○幼稚園の今後のご発展と、先生方、職員の皆さまのご健勝とご活躍を心から祈念いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。

幼稚園の謝恩会で挨拶をするときのポイント

挨拶は短い時間で簡潔にする

幼稚園の謝恩会の挨拶は、園児が聞いていることを考えて簡潔に短めの挨拶を心がけたいですね。
上記2つの例文は例文1が428文字、例文2が380文字と、どちらも400文字前後です。
挨拶の文字数で時間を測る目安としては、聞き手が理解しやすい話のペースは1分間に300文字と言われています。
400文字程度の長さならだいたい1分を少し超えるくらいですね。
1分すこしの挨拶だと園児もおとなしく聞いてくれるのではないでしょうか。

謝恩会の挨拶の長さは幼稚園によってもまちまちですが、子ども達の集中力を考えると3分以内くらいに抑えられるといいですね。
文字数で考えると1000字で3分ちょっとくらいの計算になるので、できれば謝恩会の挨拶の長さは長くても1000文字以内にまとめられるといいと思います。

挨拶の時間がタイムスケジュール上で長めに設けられている場合に、時間を長くする(文字を増やす)方法としては
・子ども達の成長エピソードを長くする
・保護者に対して触れる(謝意を述べる)
という2つの方法があります。

簡単なのは、子供たちの成長エピソードを長くする方ですね。
思い出はたくさんあると思いますが、園の行事を絡めるとたくさん思い出されることもあると思います。

また、今回の例文では保護者についてあえて触れていません。
謝恩会の趣旨は先生方に感謝の気持ちを伝えること、謝辞は保護者代表で述べるものという考え方からです。
保護者代表のあいさつで保護者に対してお礼を言うのは、理屈から言うと自分で自分にお礼を言うようなものですから。
簡潔に短い時間でまとめるのであれば不要であるという判断をしてのことです。

ですが、理論上はそうであっても、実際にそこまで厳密に考える必要はないかもしれませんね。
実際は謝恩会などの行事も、卒対委員の方をはじめ保護者の力添えがなくてはできませんし。
あとは、お礼とは違う観点で、卒園しても保護者同士のつながりを大事にしていきましょう、連携していきましょうという言葉を添えてもいいかもしれません。
このあたりは幼稚園の慣習や園の雰囲気もあるので、例年の謝辞の資料を参考にしたり、卒園児がいるお母さんで卒対委員の経験がある方に訊いてみるといいですね。

挨拶はわかりやすく共感してもらいやすいものにする

せっかく幼稚園の謝恩会の挨拶をすることになったのだから、少しひねりを入れて『いい挨拶だった!』と思われたいという方もいるかもしれません。
ですが、謝恩会の挨拶・謝辞の構成から言って、オリジナリティを出せるのって園児のエピソードのところですよね。

『うちの子が運動会でこんなことをやった』とか『△組のお遊戯はこうだった』といった個人的なエピソードって広げやすいのですが、
「あの人自分の子の話ばっかり」とか「うち□組だからそれわからないし」と共感できない方が出てきてしまい、疎外感を感じさせてしまうかもしれません。

保護者代表の挨拶であることを考えて、謝辞で取り上げるのは全員が同じ経験をしていることや共感できるエピソードだけにしましょう。
いい挨拶を狙ったつもりが『あの人自己中な謝辞してた変な人だよ』と思われる方が残念ですからね。
幼稚園を卒園しても小学校が同じで保護者とのつながりは残るケースも多いですから、無難にまとめるのがいいと思いますよ。

まとめ

幼稚園の謝恩会の謝辞・挨拶についてまとめてみました。
幼稚園の謝恩会の挨拶は形式を押さえれば難しいことはありません。
子ども達も聞いていることを考えて、ポイントを押さえた簡潔で短めな挨拶を心がけたいですね。

なお、幼稚園の謝恩会の進行についても、台本を起こすことをオススメしています。

幼稚園の謝恩会については他にも関連記事がありますので、あわせて参考にしていただけるとうれしいです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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