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非常食で子供にはローリングストック法が◎。工夫して必要性を伝えよう。

非常時の備え

かつての非常食の代表選手と言えば乾パンですね。
実家でも非常食に乾パンを備えており、消費期限が切れる前にボソボソした乾パンと氷砂糖がおやつになることがありました。
食べにくくておやつが乾パンだとがっかりした記憶があります。

今の非常食は、昔と違ってとってもおいしくなりました。
でも、やはり味付けが大人向けのものが多いですよね。
子供の好きな甘めの味付けというものは少ないように思います。

非常時にせっかく準備した非常食を子供が食べてくれないということにならないように、非常食選びなどに工夫をする必要があります。
今回は、非常食を子供が食べやすくするための工夫をまとめたいと思います。

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非常食に子供が好きなものをいくつか入れておく

非常食は子供には食べにくい?

基本的に我が家で揃えている非常食はアルファ米とおかず系のもの、野菜不足に備えて野菜ジュースというレパートリーです。
でも、野菜ジュースはともかく、非常食はあまり子供達の好きな味じゃないみたいです…。
我が家で揃えているアルファ米が味付きなのが、白米に慣れた子供達には不満のようです。
↓ちなみにこちらで購入しました。ふるさと納税で非常食が買えるなんて便利ですよね。

 

非常時で不安な状況にあるなか、非常食に食べ慣れないものをずっと食べろというのは酷かもしれません。
なので、非常食でも子供にも食べやすいものを非常食の中から選ぶといいと思います。

非常食でも子供がおいしいと思うもの

実は、非常食でもおいしいと子供が食べてくれるものが今はたくさんあります。
例えば、最近話題の缶詰のパン。
こちらは味が3種類ありますし、飽きずに食べられそうですね。

 

また、非常食で子供が好きな長期保存用のビスコもあります。
小さいお子さんでも喜んで食べてくれるのではないでしょうか。

栄養の偏りも気になるので、非常食全部を子供の好きな甘いものだけで揃えるというのは無理がありますね。
ですが、缶詰パンやビスコなどの子供が好きなものを非常食の中に入れておいて、朝食やおやつに部分的に取り入れるだけでも食べやすくなるのではないでしょうか。
1日1回でも好きなものを食べられることで、子ども達のストレスが少し軽くなればいいですよね。

ただし、缶詰パンもビスコも口の中が乾くので、水分がないとちょっと食べにくいかもしれません。
しっかり水分を取れるように、水の備蓄も忘れないようにしたいですね。

ちなみに、人一人あたり一日に必要な水分の量は3リットルだそうです。
こちらもしっかり準備しておきたいところ。
一次避難の荷物には現実的には500mlのものを1,2本しか入れられないかもしれませんが、二次避難用の荷物にはしっかり家族の人数×3リットル×7日分の水を用意しておきたいですね。

非常食はローリングストック法で揃えると子供も食べやすい!

非常食にローリングストック法を用いるメリット

最近、非常食をローリングストック法で揃えるといいと言われていますね。
ローリングストック法とは、普段食べているものを非常食として多めに備える方法
日々使うものを非常食としてストックし、新しいものを買い足していく方法です。
普段食べ慣れているものなら、子ども達も安心して食べられると思いますよ。

パスタなどの麺類やスープ缶などの缶詰、レトルト食品などは、普段ちょっと疲れた時にもすぐ作れる便利食品ですね。
麺類の中でもパスタは揚げ焼きみたいにしておつまみのようにポリポリ食べられるので水がなくても食べることができますし、スープ缶に水を少し足して一緒に煮てしまえばゆで汁も必要なしなので、とても便利だと思います。
あと、うちは主人のお弁当に鮭ほぐしの瓶詰をストックしているのですが、ごはんに少し塩味が加わるだけで食べやすくなるのでオススメです。

乾物や缶詰、瓶詰、レトルト食品以外にも、常温で保存できる魚肉ソーセージも便利ですね。
安いし手を加えればおかずになるし、そのまま食べてもおやつ代わりになるしで、我が家では普段からストックしています。

もちろん、主食やおかずだけでなく、子供達の好きなおやつも多めに買ってストックしておけば、避難時にそれを持って行くこともできます。
非常時で子ども達も緊張状態にあるなか、普段食べ慣れているものを食べられると少しほっとできるのではと思います。

ローリングストック法は様々なものに応用ができます

ローリングストック法は、食べ物や飲料水だけでなく様々なものに応用ができます。
カセットコンロなどもガスを多めに買っておいておくと非常時に貴重な熱源となりますし、トイレットペーパーやラップなども貴重な資源になります。
スペースの問題がありますが、いざというときに備えて非常時に使えるものは少し多めにストックしておくといいですね。

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非常食を工夫して子供が食べられるようにする

昨年の熊本の地震のニュースを見た小学生の上の子が『地震って怖いね』『ぼくたちもちゃんと地震のときのことを考えないといけないね』と言っていました。
大人が思うよりも子供は子供なりにいろいろ考えているもの。
非常食を食べるときが緊急時であること、好きじゃないものでも食べる必要があることを教えれば、納得して食べてくれると思います。

そこで、非常食に工夫するのではなく、子どもが好きじゃない味付けの非常食でも納得して食べるようになってもらうためのアイディアを紹介します。
それは、非常食を子供と食べる練習をすることです。

うちでやってみたのは、消費期限が近くなったアルファ米を、電気やエアコンなど電化製品をすべて消してミネラルウォーターで作り、ヘルメットにつけたライトの光だけで食べてみたこと。

暗い中エマージェンシーブランケットで暖を取り、お水で作ったアルファ米のごはんと缶詰のおかずを食べて、電気やガス、水道が使えないときはこうやってごはんを食べるんだよと教えました。

アルファ米のごはんは、普段我が家の子ども達なら『これぼく好きじゃない』とか、『わたしお野菜食べたくない』と手をつけないもの。
ですが、実際に薄暗い中ミネラルウォーターを入れて時間をかけてアルファ米ができるのを待ち、非常食を袋のままスプーンで食べてみることで、実際に電気やガスがない状況がどういうものかということを上の子は理解できたように思います。
下の子はまだ幼稚園児なので、単純に普段と違う食事が楽しかっただけのようですが、それは年齢的にまだ仕方ない部分もあるかもしれません。

なので、小さいお子さんには、防災を題材にした絵本を一緒に読んでみるのもいいと思います。

自分たちでも非常食を準備してはいますが、交通機関が麻痺して物資が届かず非常食を分けていただかないとままならない状況になることも考えられます。
そうしたときに、『これは嫌いだから食べない』では、命にかかわることになりますよね。
非常食を食べる状況が緊急時であること、緊急時の食事はあるものを食べられるときにしっかり食べることが大事だということを教える必要があると思います。
わたしも機会を見つけて折々に教えていけたら、と思っています。

まとめ

非常時だからといって、まったく食べたことのないものを急に食べてと言われても子どもは戸惑ってしまうもの。
非常食はローリングストック法で普段の食事に近いものにする、子供の好きなものを入れるといった子供に寄り添う対処も必要です。

ですが、実際にそうした準備をしていても、災害時に非常食を子供が食べる機会は出てくることになると思います。
子供が非常食を食べられるように働き掛けるのも大事なことだと思うので、機会があれば実際に非常食をお子さんと食べてみて、防災について話し合う機会を作るといいと思います。

また、お子さんがいるご家庭での防災グッズの揃え方について、別記事でまとめています。
あわせて参考にしていただければうれしいです。
https://smilediary.net/emergency/post-1706

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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