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小学校の授業参観に下の子連れはOK? 赤ちゃんと幼児の場合の対処法。

学校・園行事

小学校の授業参観と聞けば時間の都合がつく限り見に行ってあげたいものですよね。
ですが、下の子の預け先がない場合には連れて行かないと見に行けないときも。

うるさいと迷惑がかかるのはわかるけど、

『ぼくだけママが来てくれないのはさみしい』
『図工だからママにきて手伝ってもらってって先生が言ってたから絶対に来てね!』

なんて言われると、何とか行ってあげたいと思いますよね。

少しでも学校で頑張る我が子を見に行きたい。
下の子連れでも迷惑をかけないで自分も落ち着いて見られるようにできないかな?

そんな風にお悩みのママさんに、筆者の経験も交えながら、小学校の授業参観に下の子を連れていく場合の準備や対処法などについてまとめてみたいと思います。

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小学校の授業参観に下の子を連れて行くための心構え

小学校の授業参観の意味は小学校で学ぶ子供達の様子を見させてもらうということですね。
家庭での働きかけに生かしたり、先生との連携を深めるためにも、普段の学校での子供の様子を知ることはとても大切です。

その意味では下の子は授業参観にはまったく関係ないわけで、授業参観に子連れで行くのはこちらの都合です。
授業の進行を妨げて先生や子供達に迷惑をかけたり、授業参観に来た他の保護者の方の邪魔をしないように努める必要があります。

できれば預け先を確保して子連れで行くのを避けたいところですが。
わたし自身も小学生と幼稚園児の子供がいる母なので、預け先が確保できない場合があることはよくわかります。
実家、婚家ともに現役で働いている、住まいが遠方などで頼れない事情がある場合や、一時保育やファミリーサポートなどを利用しようとしても空きがない場合も多いですしね。
昔の授業参観に子連れで来る方がほとんどいなかったのは、核家族ではなく祖父母と同居という家が多かったからかもしれませんね。

下の子を連れて行かざるを得ない場合は、『下の子が迷惑をかけないようにできる限りの努力をする』という心構えが必要です。
具体的に言うと、次の3ステップを心掛けることがとても大事だと思います。

1.下の子のコンディションを整える
2.飽きたり機嫌が悪くなったりしたときのための準備をする
3.迷惑をかけそうになったらすぐに対処する

こうした対応を心掛けていれば、周りのお母さまも『うちも通ってきた道だから』と温かい目で見てくださると思います。

小学校の授業参観に赤ちゃんを連れていく場合

この章では実際に小学校の授業参観に下の子を安心して連れていかれるように、注意するべき点をまとめてみます。

1.下の子のコンディションを整える

まず、1.の下の子のコンディションを整えるという意味で次のことをオススメします。

・体調が万全なときに行く
少しでも風邪をひいているときなどは重症化が怖いので、特に1歳未満のお子さんは体調不良での参加は避けましょう。

・ミルクやおむつ替えを終え、お昼寝タイムに参観になるように調整
小学校にはおむつ替え用の台がついているトイレや下の子のためのおむつ替えスペースを準備している学校はほとんどありません。
ミルクについても同じです。
できれば授業参観の時間に合わせてお昼寝してくれるように、時間を調整できるとなおベターです。

・簡単に体温調節できるような服装を心掛ける
赤ちゃんは汗っかきですし、寒さにも弱いですね。
私立小学校など空調が効いているところもあるかもしれませんが、普通の小学校は夏暑く冬は寒いですので、体温調節ができるようにしておくと安心です。
ブランケットが1枚あると冬はもちろん夏空調が効いている学校でも冷え対策になりますよ。

2.飽きたり機嫌が悪くなったりしたときのための準備をする

次に、2.の飽きたり機嫌が悪くなったときのためにオススメするのは、おもちゃを持っていくことです。
ただし、音の出るおもちゃは授業の進行の妨げになりますので避けましょう。
歯がためやニギニギ、布絵本などがいいですね。

ちなみに、学校内は抱っこひもでの移動が基本のため、抱っこひもはマストアイテムです。
小学校は段差があちこちにありますし、ベビーカーは入口に置いていくよう言われる学校がほとんど。
また、抱っこしているとママのあたたかさで赤ちゃんが寝てくれることも多いのがメリットですね。

3.迷惑をかけそうになったらすぐに対処する

最後に、3.の迷惑をかけそうになったときの対応は、ぐずりだしたらすぐにその場を離れることですね。
奥へと進められることが多いですが、寝てしまっている場合でも廊下の近くで見ることをオススメします。
廊下には子供達の絵などの掲示もありますし、あやしながら少し校内を歩いてみると様子がわかっていいかもしれません。
ただし、もうギャン泣きしてどうしようもない場合は、諦めて帰るのがベストです。

しっかり準備をしていれば動き回らない赤ちゃんの方が、実はちゃんと上の子を見てあげられることが多いです。
できる限りの準備をして臨みたいですね。

小学校の授業参観に幼児を連れていく場合

小学校の授業参観に幼児を連れていくのは行動力がUPする分大変ですよね。

わたしも先日上の子の学校公開(1週間ほどすべての授業を参観できる期間を設けているもの)がありました。
幼稚園が休みだった下の子を連れて行ってきました。
この章ではその時の経験談も交えながら注意点をまとめていきたいと思います。

1.下の子のコンディションを整える

まず、1.の下の子のコンディションを整えるから。

・体調が万全なときに行く
動き回る子供の方がいろいろなところを触ったりするので、衛生面が心配です。

・食事をしっかり摂り、おむつ替え・トイレを終えてから参加する
こちらも赤ちゃんの場合と同様、おなかがすくと子供の機嫌が悪くなるので、しっかり食事を摂ってから行きましょう。

なお、飴やラムネなどのお菓子を持参するお母さんもいますが、お菓子は避けた方が無難だと思います。
学校での飲食を禁止している学校がほとんどですし、そういう瞬間を上の子が見ていることもあります。

ウォータークーラーで水を飲むのは幼児には難しいですから、飲み物は水筒に入れて持参する配慮があるといいですね。
どうしてもぐずりやすい子で内緒にできる子なら、水筒にジュースを入れて行くのはありかもしれません。

また、トイレトレーニング中や卒業後のお子さんであっても小学校の和式トイレで用を足すのは難しいことがほとんど
上の子の学校ではトイレは和式7つ、洋式1つで、休み時間はすぐに洋式のトイレを使えないことが多かったです。
ちょっとの我慢ができないお子さんには特に、こまめにトイレを促してあげるといいと思いますよ。

・服装は暖かい上着を持参し、お母さんに準ずるスタイルに。
小学校は空調が効いていないところが多いです。
風で廊下は春先や秋口でも寒かったりしますので、暖かい上着を持っていくと安心です。

また、抱っこひもでほとんど見えない赤ちゃんだと気にならないですが、幼児となると服装も気になります。
お母さんがカジュアルな服装なら普段着でOKですが、少し改まった服装で行く場合はお子さんにもきれいめの服を着せていくといいですね。

あと、意外と忘れてしまいがちなのが、下の子の上履き
廊下に靴下は冷えますし、靴下が真っ黒になっちゃいます。
トイレに行くときなども困りますから、下の子の上履きは必ず持っていきましょう

・行く前に言い聞かせをする。
自分で歩き回るお子さんについては、最初に言い聞かせをしておくのが効果的です。
『これからお兄ちゃんお姉ちゃんの学校に行くよ』
『お勉強しているから静かに見ていようね』
『あなたもお兄ちゃんお姉ちゃんになったらこうしてお勉強するんだよ』
と前もってお話をしてから行くと、おとなしく聞いてくれることも。

『これが終わったらおうちでおやつを食べようね』
など、ごほうびとして家(帰りの車/自転車など)でのおやつはOKだと思います。
持っているのがばれるとぐずる元になるので、おうちで食べようね、と言うのがポイントですね。

2.飽きたり機嫌が悪くなったりしたときのための準備をする

次に、2.の飽きたり機嫌が悪くなったときのための準備として、鉛筆&ノート、シールブックなどがオススメです。
鉛筆&ノートで楽しそうに勉強するお兄ちゃんお姉ちゃんのようにおとなしくお絵描きをしてくれるかもしれません。
お気に入りの絵本などは『読んで読んで!』攻撃になるので、本を持っていくならシールブックがオススメです。

また、折り紙も悪くないと思いますが。
先日の参観で持参したところ、未就園児のお友達が廊下に折り紙を破って散らかしてしまい片付けが大変だったという苦い経験が。
折り紙は幼稚園や保育園で扱うようになる4歳くらいからが無難かもしれません。

あと、スマホを見せておけばOKと思っている方、実はあまりあてにならないケースも。
音を出さないで遊んでねと言っても嫌がったり、イヤホンを使いたがらない子もいます
(うちの子がそうでした)。
どうしてもの時に頼るにしても、音を出さないという約束を守れない子には、逆に見せると使いたい! とごねられることもあるので、注意が必要です。

3.迷惑をかけそうになったらすぐに対処する

最後に、3.の迷惑をかけそうになったときの対応は、赤ちゃんのときよりも素早い対応が必要です。
迷惑な行動があれば外に出るという対応を『すぐに』取ることが大事。
下の子が幼児の場合には、最初から廊下で見るのが安心だと思います。
先生や小学生の子供達だけでなく、他のお母さんもこういう対応を見ています。
長い小学校生活、一度悪い印象を持たれると引きずってしまうものですから、上の子を見たくてもここは我慢です。

また優しくしてくれる他のお母さんにまとわりつくのもかなり迷惑な行為です。
誰だって自分の子供の様子を見に来ているのですから、優しくしてくれてるからと甘えず、それとなく気をそらす工夫が必要ですね。
上の子を見たい気持ちはわかりますが、下の子が静かなときも時折様子を見てあげてください

まとめ

小学校の授業参観に下の子を連れていく場合の準備や対処法などについてまとめてみました。

また、小学校の授業参観の服装や持ち物については別記事にまとめていますので、あわせて参考にしてみてください。

小学校の運動会で立ち見の場合、下の子を連れていけるかについても別記事でまとめています。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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