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叙勲・褒章の内示で準備はいつから? 伝達式までの流れを把握しよう。

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叙勲・褒章の内示を受けられたという方、おめでとうございます。
実際に叙勲・褒章の内示があってから受章されるまでには期間がありますが、意外と準備にも時間がかかるものです。
先だって父が藍綬褒章を受章したのですが、もちろん初めての経験で何をしていいかわからず大変だったようです。
父の場合を参考にしながら叙勲・褒章の内示を受けてからの準備について、伝達式までの流れをまとめます。

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叙勲・褒章の内示って?

叙勲・褒章の内示とは、次の叙勲・褒章の機会に授章されることが決まってから各官庁等から文書でいただく連絡のことです。

叙勲・褒章についての意思確認(受章するかどうか)の後に身辺調査があり、それがパスしないと内示は出ないそうです。
なので、内示をいただいた場合はほぼ受章が確実ということです。
また、もちろん内示があった後でも、交通違反を起こしただけでも取り消しになるそう。
叙勲・褒章受章までの行動は慎重にする必要がありますね。

ちなみに、叙勲・褒章受章についての連絡は必ず文書での連絡だそうです。
電話などで悪質な勧誘があったり、注文もしていないのに不要なものを勝手に送り付けてくるというケースもあるそうですので、十分気を付けてくださいね。
実際に父のもとにも叙勲・褒章グッズのカタログが何冊も届いたそうで、どこから情報が洩れるのかと思うと心配です…。

叙勲・褒章の準備はいつから始める?

叙勲・褒章の受章のための準備はいつから始めるかというと、内示を受けたら取り掛かるといいですね。
叙勲・褒章の内示があった場合、よっぽどのことがない限りは受章が決定しているということですし、意外と準備することが多いからです。
受章・褒章の準備に何をすればいいかを挙げていきます。

叙勲・褒章受章時に皇居へ参内するための準備

叙勲・褒章を受ける場合は、伝達式の後皇居にて天皇陛下に拝謁する機会を賜ることになります。
そのため、次のような手配が必要になります。

受章日前後のホテルの手配
父の場合は、午前中に裁判所で伝達式を終えてから、午後に皇居にて天皇陛下に拝謁というスケジュールでした。
男性はモーニングで自分で着ることができますから時間もかかりませんが、皇居へは夫婦で参内することができます。
女性が受章する場合、または男性の奥様が同伴される場合は、着付けやヘアセットを依頼する方が多いです。

こうした関係から、都心近くに住んでいる場合以外は、少なくとも受章の前日は近くのホテルで宿泊することになります。
天皇陛下との拝謁を終えるのは夕方近くですし、慣れない正装での外出は意外と疲れるものです。
一生にそう何度もあることではありませんので、叙勲・褒章受章日の前日、当日の宿泊を手配されるのをオススメします。

ちなみに、令和元年の春の叙勲受章者の人数は4,225名、褒章受章者の人数は670名だそう(平成30年春の叙勲の人数は4,151名、褒章の人数は715名)。
もちろん全員が宿泊をするわけではありませんし、一度の叙勲・褒章受章での伝達式・拝謁は数日に分けて行われるそうです。
ですが、それ相応の人数の方が訪れることになりますので、ホテルの手配は早めにしておいた方が安心です。

・受章のための服装の準備
叙勲・褒章のための服装は『勲章等着用規程』にて決められています。

先に触れましたが、叙勲・褒章のための服装は男性はモーニング、女性は受章される方は色留袖、受章者の奥様の場合は訪問着の方もいらっしゃるものの、着物の方がほとんどです。

女性の場合は、着物はご自身のものがあるとしても、着付けやヘアセットを依頼する場合は手配する必要があります。

ちなみに、付き添いの服装はスーツで大丈夫です。

最近はホテルで叙勲・褒章プランとして着付けなどもセットしたプランも用意しています。
セットプランは割高なことが多いので、必要なものだけをチョイスするようにしたいですね。

なお、体調に不安があるなど事情があって上京されない場合は、お住まいの各県庁や官庁での伝達式があるようですので、スケジュールとしてはあまり変わらないと思ってよさそうです。
詳細はそちらでお問い合わせされるといいですね。

叙勲・褒章の祝電などへのお礼状の準備

叙勲・褒章は新聞で発表がありますので、懐かしい友人からの祝電や電話、訪問などもあるようです。
交友関係が広い方は、訪問でのお祝いに備えてお茶菓子などを準備しておくといいかもしれません。

春の叙勲は昭和の日、秋の叙勲は文化の日に発表があり、数日で伝達式・拝謁の日となります。
今回の父の場合は、5月15日に伝達式・拝謁の日となりました。
※令和元年の叙勲・褒章の発令日は5月21日でした。
例年のスケジュールを鑑みると伝達式・拝謁の日は5月末〜6月初旬になるかと思われます。

帰郷してすぐにお礼状を出せるように、早めの準備を心がけたいところです。
父の場合は新聞発表から伝達式まで2週間以上期間が開いていましたが、上京準備などもありますので、前もって文面だけでも準備しておくと安心です。

祝電や電話の場合はお礼状のみでいいのですが、お祝いをいただいた場合は伝達式を経て正式に受章した後にお祝いのお返しをします。
祝賀会や感謝の会を行う場合の記念品も前もって準備しておくと安心ですね。

叙勲・褒章の内示から伝達式までの流れ

それでは、叙勲・褒章の内示があってから伝達式までの流れをまとめます。

1.叙勲・褒章の内示
2.上京準備(ホテル手配、拝謁当日の服装レンタル、着付け等の予約)、
お礼状の準備(交友関係が広い方は新聞発表に合わせてお茶菓子等の準備も)、お礼のお返しや祝賀会等を行う場合の記念品の準備
3.新聞発表
4.上京、伝達式&天皇陛下に拝謁
手土産の準備(叙勲・褒章のお祝いに駆けつけてくれた方や親戚などへの手土産)
5.帰郷しお礼状の発送

叙勲・褒章受章のための上京は衣装などもあり荷物も多くなりがちなので、手土産は通販を利用するのも手軽でいいですね。

ちなみに、実際に父が御下賜品として賜ったどら焼きがありまして、菊の御紋が入っていて手土産にできたら素敵だなと思い調べてみました。
麻布菊園さんの菊焼残月というお菓子です。
現在は千葉市若葉区若松町に店舗が移転しており、皇居へ参内後に足を運ぶのは難しそうですし、通販でも注文から2ヶ月かかる状況だそう(平成30年2月1日現在)。

そんななか、楽天で似た御菓子を見つけました。

 

こちらの商品は金箔の菊の御紋が入った紙袋も無料で付けてくれるとのことですし、ちょっと持参するには見栄えもしていいのではないでしょうか。

まとめ

叙勲・褒章の内示をいただいてからの準備についてまとめました。

叙勲・褒章の内示をいただいてから新聞発表までは時間がありますが、発表があってからは慌ただしくなります。
また、叙勲・褒章受章のために上京されるための準備もですが、お礼状等の準備など意外と準備に時間もかかります。
叙勲・褒章の内示をいただいたら、早め早めの準備をオススメします。

なお、叙勲・褒章のお祝いなど、叙勲・褒章については他にもいくつか記事を書いていますので、合わせて参考にしていただけるとうれしいです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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