喪中の年は喪中欠礼はがきは準備するけど、facebookでしか繋がってない友達にはどうしたらいいのかな?
友達の記事を読むのは好きだから年始も年賀の記事があっても気にしないし、あまり気を遣われたくないんだけど…。
おめでとうは言えなくても普通に書き込みとかしたいし…。
こんな風に悩んでいる方はいませんか?
今回の記事は、喪中のときのfacebookの使い方についてまとめてみました。
喪中のときのfacebookの使い方
喪中は本来故人を偲ぶ期間で、慶事を執り行ったり参加することを避ける期間。
亡くされたご家族を偲ぶ気持ちが強くおめでたいことをしたくないのであれば、喪に服し新年の挨拶も控えるべきです。
松の内にはfacebookには触れないようにするとか、事前に喪中欠礼に当たる文章をUPしておくのもいいと思います。
こちらの記事もあわせてご参考いただければうれしいです。
現代は喪中だからと日常生活を厳密に制限する方は少なくなってきています。
初詣は避けるけど初売りは行きたい!
年末年始は時間があるし久しぶりに友達と遊びたい!
という方は、それもいいと思います。
ただ、喪中のときのfacebookの使い方には少し注意が必要かもしれません。
ネット上には女子高生の書き込みで
“母方の祖母が亡くなったけど年始も行動を変えずにいたら、母方の叔母が喪中なのにと怒った”
なんて例もありました。
故人との関係の深さや悲しみの深さも人それぞれですし、必ずしも喪中だからと行動を制限する必要もないと思います。
ですが、『ご自身が繋がっている方が記事を読んでどう感じるか』は考える必要があります。
喪中に不謹慎だと思うかもしれないし、故人と繋がりがあり悲しみに沈んでいる方には、より辛く感じられるかもしれません。
どうしても楽しい話を共有したいときなどは、公開範囲を本当に信頼できる友達だけにするなどの配慮ができるといいですね。
喪中欠礼の返信代わりに『いいね!』? SNSの使い方は人それぞれ
また、個人的には少し違和感がありますが、喪中欠礼の記事に『いいね!』がつくことがあります。
芸能人の訃報などに『いいね!』がたくさんついていておかしいなと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「身内の不幸に『悲しいね』ならともかく『いいね!』なんて、神経を疑っちゃう!」
と思う方は、そもそも喪中欠礼の書き込みを避けた方がいいかもしれません。
facebookなどのSNSとの付き合い方は人それぞれ。
かける言葉が見つからないけど『読んだよ』や『共感します』などと伝えたいときなど、『いいね!』をプラスアルファの意味を足して使う方もいます。
そうした行間を読む余裕がなく、言葉をそのまま受け止めてしまうほど辛いようなときに文字や記号だけのコミュニケーションで傷つくことはありません。
ただでさえ大事なご家族を亡くして気落ちされて迎える初めての新年となるわけです。
ご自身が思うより心が傷ついていて寂しさがこみ上げてくることもあります。
ご自身を守ることを大事にしていただきたいと思います。
facebookで全体公開は危険? 故人と自分の個人情報を守ろう
普段、たくさん友達がほしいし自分のことを発信したいからと、記事の公開範囲を全員に公開している方もいらっしゃると思います。
個人で仕事をしている方などは活動をUPされることでPRに使うから全体公開にしたいという方もいますよね。
ただし、facebookで全体公開する場合は危険が伴いますので、喪中欠礼を全体公開にする場合には特に注意が必要です。
もし喪中の挨拶を全体公開にするなら、住所付の喪中欠礼はがきの画像をそのまま載せるのは控えるべきです。
また、故人の名前や年齢、病歴などを書くことが適切なのかどうかを考える必要があると思います。
故人が闘病を隠したいと思われていたかもしれません。
年の瀬で慌ただしい時ですから、『喪中はがき作ったしこの画像をUPすればいいよね』と簡単に考えてしまいがち。
ですが、後から対処しても一度流出した個人情報は完全に情報が洩れなかったときのようにはいかないのです。
基本的に喪中というのはとても個人的な事情ですし、お仕事で使われている方以外は喪中欠礼の全体公開は避けた方が安心です。
時間がない場合は住所や故人のプライバシーなど知られたくない部分を隠して公開するなどの配慮が必要です。
また、友達に公開する場合でも、友達が多すぎて管理できていない場合や普段からお互いの住所も知らない関係性の方に対しては注意した方がいいかもしれません。
住所などの個人情報は公開しない方が無難かもしれませんね。
まとめ
喪中のときのfacebookの使い方についてまとめてみました。
喪中のときのfacebookの使い方はいつも以上に注意する必要があります。
大事な身内を亡くされたばかりで、ご自身が思うより心が傷ついていることもあります。
普段全体公開で記事を書いている方は特に気を配る必要があります。
故人の闘病など個人的なことを書いたり、年賀欠礼はがきをそのまま載せて個人情報を全体に公開してしまうようなことがないようにしてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。