幼稚園に入園してからママ友ができないというママも多いですよね。
私も上の子が幼稚園に通ってママ友ができない…と悩んだこともありました。
でも、実際ママ友は頑張って作ろうとしなくても大丈夫ですし、トラブルになると逆にめんどくさいと思うことも多かったりしますよ。
幼稚園でママ友ができない…と悩んでいる方に、ママ友を作りに焦らなくていい理由と話しかけ方、無理にママ友を作らなくても大丈夫な理由も2人の子供を違う幼稚園に通わせた経験を交えながらまとめます。
幼稚園でママ友ができないって本当に困る?
幼稚園でママ友ができなくて悩んでいる方にお訊きしますが、実際にママ友ができなくて本当に困ってますか?
例えば、入園したての頃は子供も幼稚園にもお友達にも慣れておらず、一人で放っておいて大丈夫ということはないですよね。
園バスをバス停で待っている間も大人しくしていなかったり、園庭でお友達とトラブってしまったり。
子供の面倒をちゃんと見ていて他のママに話しかけられない、他のママたちは仲良くなってるのに…と気になっているということはないですか?
ママ友ができなくて困るというよりは、むしろ他のママたちが仲良くなっているのに自分だけ輪に入れないという状態が困ると思っているのではないでしょうか。
でも、実はこの段階では他のママ同士が仲良く見えてもそうでもなく、挨拶をしてから二言三言交わしているだけということも多いです。
実際に子供がみな入園したてで新しい環境に落ち着きがなく、他のママ達ももっといろいろなママ達と話してみたいんだけどな…と思っている状態なんですよね。
なので、そんなに入園してすぐにママ友ができないことを心配する必要はありませんよ。
どうしても子供がいるときにはゆっくりお話ができないので、幼稚園では入園して子供達がある程度新生活に慣れた頃に茶話会(親睦会、懇親会)があります。
茶話会は在園児の保育時間に行われるので、下の子を連れて行くことにはなるかもしれませんが、それでも幾分ゆっくりお話する時間ができますよ。
ママ友を作りたい、ゆっくり他のママたちとお話をしたいと思っている方は、このチャンスをぜひ生かしてみてくださいね。
茶話会についてはこちらの記事にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
https://smilediary.net/school-event/post-2658
入園してしばらく経っても子供の目が離せなくてなかなかママ友ができないという方、園庭遊びがある園でポツンが嫌…なんて思っていても、子供の近くにいれば全然OK。
『子供をしっかり見ている親』であるあなたを見てくれている人はちゃんといます。
子供が園に馴染んでいくうちに、他のママから『※※君のママですよね? うちの子が※※君と遊ぶと楽しいって言ってます』なんて話しかけてもらえるようになります。
ママ友は子供あってのつながりなので、園でしっかり子供を見ている姿勢を他のママが見て共感をもってくれる方が話しかけてくれることも多いですよ。
むしろ手のかかる子供を放置して他のママと話している方が子供を見ていない親と陰で思われたていたりもしますから、子供のためにしっかり見てあげてほしいです。
入園後子供も慣れてきたのになかなか話しかけてもらえない…とお悩みのママは、まずは子供が仲良く遊んでいる子のママに話しかけてみるのがいいですね。
『うちの子○○君と鬼ごっこをするのが好きで~』とか、『△△ちゃん、お絵かきが上手なんだってうちの子が教えてくれましたよ』と話しかけて嫌な気がするママはいないですよ。
あとは、一緒にお弁当を食べるグループなどを子供に聞いてみて、同じグループのママとお話してみるというのも手です。
それでもなかなかきっかけがないというママは、役員を引き受けると一気に知り合いママが増えるので、一人っ子や下の子の預け先がある場合は役員を引き受けるのもアリですよ。
学年が上がるにつれて役員の仕事も増える傾向にあるので、実は年少の役員になるのはお得なんです。
役員決めについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
https://smilediary.net/school-event/post-2189
基本的には、いつでもニコニコ挨拶プラス一言(今日はいい天気ですねとか、行事楽しみですねとか)を心がけると、そのうち相手の方からも話しかけてもらえるようになります。
園生活も長いですから、あまり焦らずに頑張りすぎずに行きましょうね。
幼稚園でママ友を無理に作る必要がある?
幼稚園でママ友を無理に作る必要があるかというと、個人的にはそこまでするメリットはないかなと思います。
うちは2人子供がいて、子供の入学・入園と同じタイミングで引っ越したため、どちらの園でも全くママ友がいない状態からのスタートでした。
上の子はバス園、下の子は徒歩園で、また環境が違いますが、どちらの園も経験してみて『ママ友は無理に作ろうとする必要はない』という結論になっています。
実は、ママ友がいることでメリットばかりではなく、ランチなどで時間がとられるなどのデメリットになることもあるんですよね。
ママ友がいるメリットやデメリットについてはこちらの記事でまとめています。
https://smilediary.net/socializing/post-4601
メリットとデメリットのバランスで判断できると気が楽になりますよ。
また、幼稚園がバス園か徒歩園かによってもママ友の必要度が変わってきます。
子供達をバス園と徒歩園に通わせた経験から、幼稚園のママ友関係でバス園と徒歩園の場合についてまとめてみますね。
幼稚園がバス園の場合のママ友関係
まず、上の子の場合は、そもそも幼稚園生活が初めてだったので、わからないことばかりでした。
ママ友がいないとわからないのでは…と強く感じていた時期でもあります。
上の子の園はバス園で、幸いバス停の子のママが程よい距離感を保ってくれる先輩ママ(第一子に卒園児のいる第二子ママ)だったので、園生活でわからないことはこのママに訊けばほぼ解決しました。
実際に園でどのようなことがあったかについては、降園時にバスの先生に質問すれば教えてくれました(その場でわからないことは折り返し園から電話がありました)。
先輩ママは上の子の用事などもあって忙しいこともありますし、幼稚園生活でママ友との程よい距離感を知っているママだったので、ママ友がいてよかったと思うことばかりでした。
バス園の場合、基本的に送迎は家からバス停までで、一人バス停(同じバス停で乗る子がいない場合)は行事のときしか他のママとは接点がなく、ママ友をたくさん作れる環境ではありません。
同じバス停のママがいる場合は仲良くなれればベストですが、無理に頑張ってママ友を作ろうとしても難しいです。
うちの場合は、3年間行事に参加する中で1年目で何となく他の子とママの顔を覚え、2年目からは子供同士のつながりもでき、3年目ではママ同士仲良く交流できるようになっていきました。
ただ、バス園ではママ友ができなくても行事でしか会う機会はないですし、小学校の情報なども学区が違うママも多いので、情報源としてそんなに頼らなくても大丈夫。
もちろん仲良くなれるママがいればそれに越したことはないですが、バス園で頑張ってママ友を作らなくても大丈夫です。
幼稚園が徒歩園の場合のママ友関係
下の子の園は徒歩園で、徒歩園の場合は同じ小学校に通う子がいたり、地元の情報が入ったりするので、バス園よりママ友がいるメリットは大きいですね。
また、毎日降園後に園庭遊びができる園だったので、正直『ママ友ができないとポツンになって嫌なのは徒歩園だな』と感じました。
下の子は人見知りなので、降園後ママ友を作りたいなと思っても『ママ、おすなばであそぼう!』『いっしょにすべりだいまでいこう』と私から離れてくれず、なかなかママ友ができませんでした。
ですが、上の子同士が同じ小学校に通っているママが何人かいて、そこから小学校の話をできるママができました。
初めての園ではありましたが、『幼稚園生活とは何ぞや』というのが大体わかっているので、あまり困ることがありませんでした。
個人的には上の子同士が同じ小学校のママと何人か知り合いになれたので、小学校の情報を得るルートが増えたメリットは大きく、徒歩園ではママ友ができると安心だなと感じました。
同じ学区のママと仲良くなっておくと、小学校の保護者会などにもママ友と一緒に行くことができるようになりますしね。
ただ、徒歩園の場合はトラブルになると面倒というデメリットがあります。
毎日顔を合わせないといけませんし、学区が同じ子の場合は小学校(場合によっては中学校)まで付き合いが続くので、できればトラブルを避けておきたいところです。
実は、私自身上の子同士のトラブルで幼稚園でママ友だった人と疎遠になった経験があります。
疎遠になったママは上の子が卒園児なのでママ友も多く、悪口を言いふらされている気配もあるくらいで、トラブルのあとは転園も考えるくらい居心地が悪かったですね。
幸い引っ越した後も上の子のママ友と仲良くしていて話を聞いてもらったりして乗り切りましたが、徒歩園でママ友とトラブルになるとまあ本当にしんどいです。
徒歩園ではママ友ができると安心だけどトラブルになると被害が大きいので、ほどほどの距離感を保つよう努力するといいですよ。
幼稚園ママ友はいらないと割り切るのもありな理由
幼稚園ママ友がいると楽しいですし、情報交換ができて便利という側面はあります。
ですが、二人の子供の幼稚園生活を振り返っても、幼稚園ママ友って『いれば楽しいけどいなくても平気』な存在なんですよね。
もちろんいれば楽しいし、情報交換も参考になることも多いです。
でも、特に徒歩園のママ友って接する時間がありすぎて会話のネタが尽きるからなのか、噂話や悪口を言う人が必ずいて、付き合っていても疲れるなと思うことがありました。
私自身、下の子の園で噂話が好きなママ友とトラブルになり不快な思いをしたので、程度の低い人間に合わせてストレスを感じるくらいなら一人の方が楽だと強く感じています。
徒歩園の園庭遊びだけはどうしても一人だとポツン感がありましたが、基本的には子供のそばにいれば他のママ達の目もそんなに気になりません。
園庭遊びがイヤなら習い事や用事を入れまくるという手もありますしね。
実際子供達が小学校に上がってからは、幼稚園ママと会う機会は運動会、保護者会、授業参観、学芸会などの年数回。
保護者会に一人で行けない方はママ友がいると楽ですが、子供が小学校に上がってから働き始めるママも多く、幼稚園ママ友と会う機会はほとんどなくなります。
子供が小学生になると子供の友達関係が変わったり、成績でライバル心を燃やすママ友なども出てきて面倒という話も聞きますから、幼稚園のときのママ友といつまでも仲良くというのは難しい部分もあります。
幼稚園生活を一緒に楽しめるママ友ができたらいいなという気持ちがある方は、ママ友作りを頑張ってみるのもいいかもしれません。
ですが、情報交換のためにママ友がいたほうが…とか、小学校に上がっても関係は続くんだし…と頑張っても、長く続く関係とも限りませんので、無理に頑張らなくて大丈夫。
小学校に上がればまた子供の関係や役員などで新しい知り合いのママもできますから、ママ友づくりに負担を感じているのであればママ友はいらないと割り切るのも一つの方法ですよ。
まとめ
幼稚園でママ友ができない…と悩んでいる方に、ママ友を作りに焦らなくていい理由と話しかけ方、無理にママ友を作らなくても大丈夫な理由などをまとめてみました。
幼稚園に入学してすぐだったり、園に馴染んでからしばらく経ってもママ友ができないと悩まれている方もいると思いますが、意外と周りのかたもそんなに仲良くなっているわけじゃないことも多いです。
子供をしっかり見てあげて落ち着いてきたころに話しかけてもらえることもありますし、子供が仲良くなった子やお弁当グループの子のママと話しかけると仲良くなれることもあります。
なかなか目を離せない子がいるママでも、しっかり子供を見ている様子を見てくれているママもいますから、あまり焦らなくても大丈夫ですよ。
また、幼稚園ママ友はいると楽しいし情報交換もできますが、必ずしも頑張って作る必要はありません。
ママ友が欲しいと思う方はもちろん頑張ってママ友づくりをするといいですが、私自身ママ友トラブルで不快な思いをした経験があるので、嫌な思いをするくらいならママ友はいらないという考えもアリだと思いますよ。
ご自身の負担にならないようにしてくださいね。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。