猪名川花火大会は今回で71回目を迎える人気の花火大会。
大阪府池田市と兵庫県川西市と合同で行われ、高速道路も通行止めにして行われる花火大会だけあって、たくさんの人が訪れます。猪名川花火大会の穴場スポットや会場の混雑情報、混雑を避ける時間や屋台情報、トイレ情報などなど、猪名川花火大会を楽しむために必要な情報についてまとめます。
猪名川花火大会2019年の穴場情報
猪名川花火大会の穴場スポットをMAPにまとめてみました。
それでは、それぞれのスポットを具体的に見ていきますね。
便宜上、猪名川の右岸側(川上から川下に向かって見たときに右側に見える方)を川西市側、左岸側(川上から川下に向かって見たときに左側に見える方)を池田市側としてまとめています。
猪名川花火大会の穴場スポット・川西市側
1 東久代運動公園【兵庫県川西市】
猪名寺花火大会!東久代運動公園より。 pic.twitter.com/cJonIxgms0
— HOPE連携 (@dpVwRhLYWJvqFSX) 2018年8月18日
川西市側にある東久代運動公園は会場から2.3キロほどと会場の近くの公園です。
電車で行く場合の最寄り駅はJR宝塚線北伊丹駅です。
2 イオンモール伊丹の駐車場【兵庫県伊丹市】
イオンモール伊丹の駐車場からも花火が見られます。
会場から4.2キロほどと距離がありますが、十分花火を楽しむことができますよ。
トイレや買い出しも便利ですね。
3 絹延橋公園【兵庫県川西市】
」
絹延橋は会場から3キロほど猪名川の上流にある橋です。
絹延橋からも、近くにある絹延橋公園からも花火を楽しめそうですね。
4 山手台北公園【兵庫県宝塚市】
こちらは宝塚市にある山手台北公園からの映像ですね。
会場から8キロ近く離れた距離にありますので、混雑を避けたい方にはいいですね。
おまけ・すみれガ丘【兵庫県宝塚市】
会場から10キロ近く離れたすみれが丘郵便局からすみれが丘小学校の長い階段から花火が見えるという口コミがありますが、実際にガッカリな情報も見られます。
twitterでも次のような書き込みが見られました。
猪名川花火大会が見れる近所の穴場と聞いて、すみれが丘に来てみたけど全然見えない…。
ただ、夜景はすごくきれい。 pic.twitter.com/8KwuFCFIsd? sugi (@ksugi427) August 19, 2017
夜景は綺麗だそうですが、せっかく足を運んでも花火を見られないと残念なので、あまりオススメはできません。
猪名川花火大会の穴場スポット・池田市側
5 猪名川運動公園【大阪府池田市】
猪名川運動公園は会場のほど近くにあります。
迫力のある花火が見られそうですね!
6 五月山秀望台【大阪府池田市・五月山公園内】
こちらは会場から2.5キロ程度の距離にある池田市側の五月山公園の秀望台。
高台から見た花火はまた風情がありますね。
7 大阪国際空港(伊丹空港)【兵庫県伊丹市】
会場から4キロちょっと離れた大阪国際空港(伊丹空港)からも綺麗に花火が見えますね。
花火と飛行機を一緒に写真に収められる穴場です。
8 伊丹スカイパーク【兵庫県伊丹市】
会場から5キロほどの距離にある伊丹スカイパークは花火だけでなく夜景もカメラに収められる穴場スポット。
早めに行って公園散策も楽しそうですね。
猪名川花火大会の会場について
猪名川花火大会の会場ですが、川西市側・池田市側それぞれに第一会場、第二会場とあり、合計4会場あります。
川西市側・池田市側どちらも会場や最寄り駅に近い第一会場人気があり、第二会場はそこまでの混雑ではないそうです。
特に、池田市側の第二会場はそこまで混雑しないそうで、花火の打ち上げ時間近くに行っても後ろの方なら場所があるそうですよ。
池田市市民生活部の観光担当の方に問い合わせをして確認しました(HPの更新がなかったので…)。
池田市側にお住まいの方は、打ち上げ時間後などでなければ、遠くの穴場スポットにわざわざ行かなくても会場で見ることができそうです。
もちろん、人混みが嫌いとか、帰りの混雑に巻き込まれたくないという方は穴場スポットでゆったり花火を見ることをオススメします。
川西市側の場所取りは大変で、特に人気のある第一会場は会場時間も16時30分となっているため、朝早く行って待つというのも難しい状況があります。
川西市側、池田市側それぞれの会場の場所取りについては次の項目でまとめあす。
猪名川花火大会の場所取りについて
猪名川花火大会の場所取りについて・川西市側
猪名川花火大会の場所取りですが、駅に近い川西市側第一会場の場所取りは近年苛烈になっているようで、
兵庫県川西市の『“もっと”猪名川花火大会が楽しくなる! 「七つの秘訣」』には次のような記載が見られます。
観覧エリアでは、近年、過度の混雑状況となり、大変危険な状態となっているため、安全に花火を観覧いただけるよう、良識ある場所取りにご協力をお願いします。
また、長時間無人の場合にはブルーシートなどを撤去する場合もあります。
ということで、川西市第一会場ではブルーシートなどでの場所取りは禁止となっています。
川西市側第一会場は16時30分に開場となっていますが、先ほど書いた通り場所取り激戦区です。
16時30分に開場となりますが、第一会場でいい場所を取りたい方は開場時間前に着いて並ぶ必要があります。
ということで、混雑を避けるのであれば、駅や打ち上げ場所から少し離れる第二会場(南側観覧席)がおすすめです。
第二会場(南側観覧席)の一部は当日の朝から開場しますし、第一会場のように場所取り禁止とはされていません。
ただし、川西市側の第二会場では露店(屋台)がないため、水分補給などの脱水症状対策は必須です。
暑さ対策、熱中症対策のための準備をしっかりして行くことをオススメします!
猪名川花火大会の場所取りについて・池田市側
池田市側の場所取りも、もちろん第一会場の最前列で花火を見たい方は早めに足を運ぶ必要があります。
池田市の観光担当の方の話では池田市側の第一会場の開場はお昼過ぎとのことでした。
前日の場所取りはできないということです。
ただ、実際のところ、池田市側の会場はそこまで混雑はしないようです。
元々池田市側の方が川西市側よりも会場が広かった上に、行政の指導で5年ほど前に花火の打ち上げ高さが50メートルから30メートルに低くなったそうです。
そのため、会場も打ち上げ場所の方に向けて前に広がったそうですよ。
花火の打ち上げ高さが30メートルになり、会場が前にせり出したことで、会場の最前列の方は真上を見上げるような形で見ることになるのでは、とのこと。
それだけ迫力のある花火が楽しめるということですね。
また、池田市側は第二会場でも屋台があるので、担当者の話では『第二会場の後ろの方で見ていたほうが、帰りにサッと帰れるし屋台もトイレも近いですよ』と教えてくれました。
駅まで少し歩くというデメリットが気にならない方は第二会場での観覧がオススメです。
猪名川花火大会で混雑を避ける時間は?
猪名川花火大会の会場付近で花火を見たい方は、できるだけ混雑を避けたいですよね。
川西市側の会場で場所取りをする場合は、第一会場開場前の15時台には足を運んでおきたいところです。
また、池田市側の会場に向かう場合も、18時台では第二会場の空きはあっても電車の混雑が激しいとのこと。
池田市側同様、川西市側でも電車の混雑は花火の打ち上げ時間が近づくに連れて激しくなることが予想されます。
猪名川花火大会の会場で花火を見たい方は、川西市側なら15時台、池田市側の第一会場の前の方の列で場所取りをしたい方は開場時間のお昼過ぎくらいに行くのがオススメです。
川西市側、池田市側ともに、電車の混雑を避けたい方は17時台にはそれぞれの最寄り駅に着いておきたいですね。
猪名川花火大会へのアクセス
猪名川花火大会へのアクセスは電車がオススメです。
猪名川花火大会では専用の臨時駐車場の準備はありません。
また、高速道路の通行止め等周辺道路では交通規制がありますので、車でのアクセスは避けた方が無難です。
猪名川花火大会の最寄り駅
猪名川花火大会の最寄り駅は次の通りです。
【大阪府池田市側】
阪急宝塚線池田駅から徒歩10分
【兵庫県川西市側】
阪急宝塚線川西能勢口駅から徒歩10分、JR宝塚線川西池田駅から徒歩15分
猪名川花火大会の交通規制
猪名川花火大会の交通規制は阪神高速道路11号池田線で池田分岐から池田木部までの通行止めが行われます。
それに伴い、出入り口封鎖が行われます。
【出入口封鎖】
・午後6時ごろから、川西小花出入口(一般道路の交通規制のため)
・午後7時ごろから、池田木部入口(大阪市内行き・上り)、神田入口(池田木部行き・下り)
なお、通行止めの解除は午後10時ごろとされています。
五月山ドライブウェイでも午後6時から午後9時までの時間が通行止めとなっています。
また、例年会場近くのエリアが観覧エリアということで、次の道路に囲まれた区間が歩行者用道路となります。
東:市道池田駅神田線
南:猪名川大橋付近
西:県道尼崎池田線
午後6時頃から午後10時ごろまで歩行者用道路となります。
猪名川花火大会の屋台情報
猪名川花火大会の屋台は川西市側第一会場と池田市側の第一会場・第二会場に出ます。
川西市側の屋台の数は約150店、池田市側の屋台の数は約200店とされています。
川西市の第二会場には屋台は出ませんので、ご注意くださいね。
300を超える屋台の開店時間ですが、お昼ぐらいにはお店が開き始め、15時くらいには開いているお店が多いようです。
焼きそばやたこ焼き、フランクフルトなどの定番の食べ物だけでなく、スーパーボールや金魚すくいなどのゲームなど、様々な屋台が出るそうなので、早めに行って屋台見物も楽しそうですね。
猪名川花火大会の概要
猪名川花火大会の歴史は長く、昭和23年から行われています。
また、兵庫県川西市と大阪府池田市とが共同で開催しています。
市だけでなく府・県をまたいで開催される花火大会は珍しいですね。
珍しいと言えば、猪名川花火大会は高速道路を通行止めにして行われるのも珍しいですよね。
なお、平成9年までは大阪府の無形民俗文化財である『地蔵盆・がんがら火祭』に合わせて8月24日に実施していたそうです。
平成10年から1週間早い現在の日程になりました。
猪名川花火大会2019年の日程
令和元年(2019年)8月17日(土曜日)
※荒天の場合は中止となります(別の日に順延されることはありません)
当日の花火大会の開催の可否は午後3時までに兵庫県川西市と大阪府池田市との協議で決定されます。
自動音声サービス(テレドーム)0180-991-816※でご確認ください。
※PHS・列車公衆電話、一部携帯電話では利用できませんのでご注意ください。
なお、天候によっては午後3時以降に中止の決定がされる場合もあります。
猪名川花火大会2019年の時間
午後7時20分から午後8時20分までとなっています。
猪名川花火大会2019年の場所
兵庫県川西市小花2丁目付近 猪名川河川敷にて行われます。
猪名川花火大会2019年の花火打ち上げ数
約4,000発の花火が打ち上げられます。
猪名川花火大会の有料席
最近では有料席を設けている花火大会もありますが、猪名川花火大会には有料席はありません。
猪名川花火大会のトイレ情報
猪名川花火大会のトイレですが、池田市側は第一会場、第二会場ともに10台ずつくらい仮設トイレを設置するとのこと。
川西市側も仮設トイレが設置されるようですが、たくさんの人で混雑します。
会場に着く前に駅やお店でトイレは済ませていきましょうね。
お店でトイレをお借りする場合は、ちゃんと買い物もしていくのがマナーですよ!
猪名川花火大会の持ち物のオススメ
猪名川花火大会へは次のようなものを持っていくといいですよ。
・レジャーシート(場所取りにはマストアイテムです!)
※会場で場所取りするときにはペグ付きのものの方がしっかり固定できるのでオススメです。
・水分(熱中症対策に)
・日傘、帽子、日焼け止め(暑さ、日焼け対策に)
・扇子、手元扇風機(暑さ対策に)
・虫よけスプレー、虫よけリング、どこでもベーブ(電気式虫よけ)など
・かゆみ止め
・絆創膏
・ネックライト、懐中電灯(トイレなどに立つときにあると安心です)
・ウィンドブレーカーなどの羽織物(夜風で冷えるときや虫よけ対策に)
・ネックタオル(汗拭き、冷え、虫よけなど意外と役に立ちます)
・ティッシュペーパー、ウェットティッシュ(何かと使う機会が多いですよね)
・保冷バッグ(重いとかさばるので、ソフトタイプのものでもあると大分違います)
・ゴミ袋(ゴミは持ち帰りましょう!)
特に早めに行って場所取りをする方は、暑さ対策の日傘、帽子、日焼け止めや手元扇風機、熱中症対策の水分は必ず持って行ってくださいね!
猪名川花火大会へ行くときの服装は?
猪名川花火大会へ行くときの服装の定番は浴衣ですね。
最近は3点セットでもあす楽でかなりお手頃な価格で購入できます。
こちらはレディース。作り帯のセットだと着付けが楽ですね。
|
男性の浴衣も3点セットで手ごろな価格で購入できます。
|
男性なら甚平も普段使いもできていいかもしれませんね。
ただ、浴衣や甚平などの和装で気になるのはやはり足元。
歩きにくく人の多い河川敷で慣れない下駄を履いていて靴ずれをしてしまったり、足を踏まれてしまったりということも。
なので、気合をいれて浴衣や甚平にする方でも、足元は歩きやすいサンダルにするという手もありますよ。
実を取って浴衣や甚平にスニーカーを合わせるという方も最近はいるそうです。
ちなみに、見た目が下駄に近いからとビーチサンダルにする方もいますが、足が疲れやすいのでオススメしません。
やっぱり浴衣にスニーカーはちょっと…という方には、浴衣以外の服装をオススメします。
花火大会へ行くときの服装は、
・汚れが目立ちにくい色(場所取りができず河川敷で座ることになったり、屋台の食べ物で汚してしまったりと不意のトラブルがあっても汚れが目立ちません)
・動きやすい服装(花火大会の暑さや混雑は想像以上に疲れます)
がオススメ。
靴は歩きやすい靴で行くのがベストですが、サンダルの場合は歩きやすいものにするといいですよ。
猪名川花火大会へデートでお出かけの方は、女性なら綺麗なシルエットのもの、男性なら清潔感のあるものにするといいのではないでしょうか。
まとめ
猪名川花火大会の穴場スポットや会場の混雑情報、混雑を避ける時間や屋台情報、トイレ情報などなど、猪名川花火大会を楽しむために必要な情報についてまとめました。
猪名川花火大会の穴場スポットで川西市側のオススメは、
・東久代運動公園
・イオンモール伊丹の駐車場
・絹延橋公園
・山手台北公園
猪名川花火大会の穴場スポットで池田市側のオススメは、
・猪名川運動公園
・五月山秀望台
・大阪国際空港(伊丹空港)
・伊丹スカイパーク
です。
ただ、池田市側の花火会場は広く、特に第二会場は花火打ち上げ時間近くに行っても後ろの方であれば場所取りができるそうですよ。
人混みや帰りの電車の混雑が苦手という方にはもちろん穴場スポットがおすすめですが、そこまでではないという方は第二会場でのんびり見るのも一つの手ですよ。
川西市側の会場、特に第一会場の混雑はひどく、いい場所を取りたい場合は開場時間である16時30分ではなくもっと早め、15時台には会場に着いておいた方が安心です。
また、会場の広さに余裕がある池田市側でも電車の混雑が激しくなるため、混雑を避けたい方は17時台に池田駅に着いておくといいですよ。
池田市の担当の方にお聞きした情報では、第二会場で見るなら花火の打ち上げ時間近くでも例年は場所に幾分余裕があり、見られないことはないですとのこと。
ただ、打ち上げ時間近くになれば電車は混むし、花火の邪魔にならないように会場が暗くなるから、遅くに来るなら懐中電灯はあった方がいいよとのことでした。
確かに、花火が始まっているのに会場が明るくては興ざめですよね。
スマホライトで照らしても見えないことはないですが、記念にみんなで写真を撮りたいというときに電池切れになっては残念なので、できれば懐中電灯かネックライトがあると安心ですよ。
我が家では花火大会に電池式のキャンプ用のランタンを持参したことがあるんですが、単1電池が3個必要で少し重かったです。
個人的には災害用に置いてるヘッドライトが便利だと思いますが、なんか工事の人みたいに見えてしまいますしね。
夜出かける方はネックライトを持っておくと、花火大会以外のお出かけにも役に立ちますよ。
猪名川花火大会会場での観覧の場合は、その他の持ち物として、特に忘れないようにしたいのは
・レジャーシート(ペグ付のタイプが風に飛ばされず便利です)
・虫除けスプレーなどの虫よけ対策
・場所取りで早く足を運ばれる方は日傘や帽子などの日焼け対策
・扇子、小型扇風機などの暑さ対策
・熱中症対策の水分
などをしっかり持参してくださいね。
特に、川西市側の第二会場は屋台が出ないので、熱中症対策にしっかり水分補給できるように飲み物は忘れないように持っていきたいところです。
猪名川花火大会の屋台は300店以上の出店があり、お昼過ぎくらいから開き始め、15時台には開いているお店が多いそうです。
早めに行って屋台見物も楽しそうですね。
猪名川花火大会ではトイレも川西市側、池田市側の各会場に仮設トイレを設置することになっているそうです。
ただ、やはり仮設トイレの準備はあるとはいえど、花火打ち上げ時間に近づくに連れて混雑は必至。
できれば駅などで事前に済ませておきましょうね。
楽しい花火大会になりますように。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。