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節分のいわしとひいらぎの由来。柊鰯の飾り方。いつまで飾る? 処分方法は?

季節のイベント

節分にいわしの頭をひいらぎの枝に刺して玄関の戸口に飾る風習があります。
柊鰯というそうですが、実家では毎年飾っているものの、マンションで飾っている家は見たことがありません。
現代の住宅事情ではなかなか続けにくい風習かもしれませんね。

今回は節分の行事のなかでもあまり知られていない柊鰯について調べてみました。

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節分にいわしとひいらぎを飾る由来は?

節分は平安時代に新年を迎えるため鬼に見たてた邪気を祓う行事だったそうです。
https://smilediary.net/seasonal-ivent/post-418

柊鰯自体も平安時代くらいからある風習のようです。

鬼はいわしを焼いたときの煙や匂いが苦手で寄ってこなくなるそうです。
また、ひいらぎは葉の棘がとがっていて目に刺さるから、家に入れないとのこと。

いわしを焼いた煙と匂いで鬼を寄せ付けない上に、入ろうとした鬼にもひいらぎの葉の棘で入らせないという二つの意味を持っているわけです。

柊の仲間であるセイヨウヒイラギはクリスマスのリースにも使われますし、柊は常緑樹として洋の東西を問わず魔除けとして使われているんです。

ちなみに、『鰯の頭も信心から』ということわざは柊鰯からきた言葉です。
イワシの頭のような【つまらないもの】でも信じてありがたがれば効果があるんじゃないの?
という、ちょっと小馬鹿にして使う使いまわしになっているのが残念です。

効果のほどはわかりませんが、古くから続く風習として尊んでいきたいですね。

節分の柊鰯の飾り方

節分の柊鰯の飾り方

柊鰯は鬼除けのための飾りですので、玄関や軒先など家の入口の外側に出すのがベストです。
ただ、そうはいってもマンションなどでは外には出しにくいですね。
その場合は、玄関ドアの内側でもいいと思います。
玄関から中に鬼が入ってこられないようにしましょう。

飾る時期は地域によってまちまちですね。
小正月(1月15日)を過ぎてからというところもあれば、節分当日というところもあります。

節分の柊鰯の作り方

柊鰯の作り方は、焼いたイワシの頭を柊の枝に刺すだけです。
柊の葉の棘が家を守ってくれるので、葉が茂っているところを使いたいですね。

頭を除いた胴体は美味しくいただきましょう!

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節分の柊鰯はいつまで飾る? 処分方法は?

節分の柊鰯はいつまで飾る?

鬼除けとしての柊鰯ですが、いつまで飾るかというのも地域によってまちまちです。

立春(例年2月4日頃、節分の翌日)まで
雨水(例年2月19日頃)まで
2月いっぱいまで
次の節分まで

などなど、諸説あります。

新年を迎えるための魔除けという意味では、節分から翌日の立春まで飾ればOKなので、
いつまで飾るかはご家庭の考え方でいいのではないでしょうか。

ちなみに、わたしの実家では次の節分まで飾っているので、毎年猫が食べたのか鰯がなくなったり、柊の葉が干からびたりしています。
虫や猫が来るのが嫌なので、わたしがもし自宅で飾るなら一晩で外したいですが、ずっと飾っているからこそ実家を一生懸命守ってくれている感じもあります。
それぞれの考え方で続けていけるといいと思います。

節分の柊鰯の処分方法は?

柊鰯は鬼除けとして家を守ってくれているお守りですから、できれば神社やお寺へのお焚き上げをお願いできると一番ですね。
ですが、実際にお焚き上げに持っていくのは大変ですし、他のご家庭もあるのにみんなが持っていったら神社やお寺の負担もあるのでは…という気持ちになりますよね。
そんなときは、縁起物として感謝の気持ちを込めて家で処分する方法をオススメします。

具体的には、白い半紙に柊鰯を包み、荒塩も一緒に袋に入れてから捨てます
このようにすれば、他の普通のごみと混ざらないですよ。
処分するときも丁寧に扱いたいものですね。

まとめ

節分の柊鰯について調べてみました。

なお、節分についてはいくつか記事をまとめていますので、あわせて参考にしてみていただけるとうれしいです。
https://smilediary.net/summary/post-1213

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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