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節分の子供ごはんで恵方巻きやいわしを食べる工夫。献立に意外なものも。

季節のイベント

節分は古くからある日本の風習ですね。
日本の文化や風習をさりげなく生活に取り入れて、子供達に伝えていきたいもの。
ですが、節分の献立って子供があまり好まないものが多いですよね。
いわしは魚が嫌いではない子でも独特の臭みや小骨が苦手という子もいますし、
恵方巻きは太くて一本で食べるのは無理…という子も。

節分本来の献立や食べ方を伝えながら、できるだけ食べやすくアレンジしてあげたい!
そんな風にお思いのお母さまに、節分の子供ごはんについてまとめます。

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節分の子供ごはんはアレンジで由来のものを。

節分の献立で有名なのは、恵方巻きいわしですね。

恵方巻は江戸時代に大阪の商人が始めたという説、
花街で始まった風習だという説など諸説あり、
ここ十数年で商業的なプロモーションの成功もあり全国的に普及しましたね。

諸説ありますが、
7種類の具(七福神にちなんだもの)を巻き込んだ福を逃がさないためにその年の恵方を向いて恵方巻きを切らないでまるごと黙って食べる
という独特の風習は、子供達にも特別感が伝わると思います。

また、いわしはその焼く臭いを鬼が嫌うため、家に鬼(邪気)が入ってこないようにするために食べられるようになったそうです。
柊鰯として邪気除けの飾りも知られていますね。
https://smilediary.net/seasonal-ivent/post-432

節分の食べ物には由来があり、それが今も受けつかれているのは素敵ですね。
ですが、子供達にそのまま太い恵方巻きや塩いわしを食べなさいと言っても難しいですよね。
せっかくの季節の行事が『嫌いなものばかり食べる日』になっても悲しいですし。

節分の由来を伝えながら、それぞれのご家庭で食べやすいようにアレンジをして、節分の子供ごはんとして楽しめればいいのではないでしょうか。

恵方巻きやいわしを食べるための工夫いろいろ。

それでは具体的に節分の食べ物の恵方巻きやいわしを子供が食べやすくするにはどうしたらいいでしょう?

恵方巻きを食べやすくする工夫

恵方巻きの食べにくさはやはり
1.具が嫌い
2.太巻きの海苔が食べにくい
3.太巻きをまるごと食べられない
という3点だと思います。

この章では、それぞれの問題の対処法をまとめてみます。

恵方巻きは子供の好きな具を使おう!

恵方巻きは七福神にあやかって7種類の具を挟むとされています。
あまり太巻きに使わないものでも、子供の好きな具をバンバン入れちゃいましょう!
よく使われる具材は

・しいたけ(甘煮)
・煮穴子やうなぎ
・かんぴょう
・玉子焼き
・高野豆腐
・桜でんぶ
・しょうが(ガリ)
・三つ葉
・きゅうり
・にんじん

といったところでしょうか。
7種類を選ぶのは難しいという方も多いと思います。
そこで、お子さんが好きそうな具のアイディアです。

【お刺身が苦手なお子さんにも食べられる魚系具材】
・ツナマヨ
・カニカマ
・魚肉ソーセージ
・かまぼこ
・エビ

【お刺身が食べられるお子さんにはこちらも】
・まぐろ
・サーモン

【お魚が苦手なお子さんのためのタンパク質】
・チーズ
・そぼろ

【彩りを添える緑の野菜】
・レタス
・小松菜
・ほうれん草
・アボカド

などなど何でもOK。
汁気があるとべチャッとしちゃうのでしっかり水気を切るといいですよ。
甘いものばかり挟むと味が混ざってかえって食べにくいので、ちょこっとでもお野菜を挟んだ方が彩りもいいし食べやすいです。

いろいろな具を用意してお子さんと一緒にまいてみるのも楽しいですよ。
子供は普段食べないものでも自分で作ったものなら食べるなんてこともあるので、一石二鳥ですね。

太巻きの海苔が食べにくいというお子さんには

太巻きで意外と嫌がるお子さんが多いのは、大きな海苔
かみ切れないとかはりつく感じが嫌というお子さんは少なくありません。
そんな場合は、刻み海苔ハムで巻くなどのアイディアもありますよ。

刻み海苔やハムで巻いたときは、一枚の海苔で巻いたときと比べてどうしても崩れやすくなりますので、ラップにまいて食べると食べやすいです。

太巻きを丸ごと食べられない場合の対策2つ

これは小さなお子さんの場合はどうしても食べにくいと思います。
対処法は2つあります。

作るときにできるだけ細い恵方巻きにする
これは手作りならではですね。
少しずつ具を詰めて、できるだけ細い恵方巻を作ってあげるといいですよ。

切って食べる
黙って恵方巻を一本食べるのが風習だから…と無理に食べさせるより、本当は一本まるごと食べるんだよと教えてあげながら切って食べるのもアリですよ。
『恵方巻きは切らないで食べるものだから』と、小さいお子さんが無理に食べようとして喉に詰まらせてしまったら本末転倒ですからね。

それに、太巻きを一本丸ごと食べること自体をお行儀が悪いからさせたくないというご家庭もありますよね。
験(げん)担ぎの一環で行うものですし、それぞれのご家庭の考えで行えばいいのではないでしょうか。

いわしを食べやすくする工夫

いわしは小骨も多く独特の臭みがあるので、大人でも苦手な方もいますよね。
子供にそのまま塩焼きで食べてというのは難しいかもしれません。
それでは、具体的にどのようにすれば食べやすくなるでしょうか?

いわしの臭みを消して焼く方法

いわしの臭みや煙で鬼を寄せ付けないという由来を考えて、いわしを焼くというところにこだわりたい場合。
塩焼きだとお子さんには臭いが強く食べにくいので、臭みを消すものと一緒に焼く方法があります。

例えば香草パン粉焼きはいかがでしょうか?
カレー粉粉チーズを混ぜるのもいいですね。
香草やカレー粉でいわしの臭みが気にならなくなりますよ。

また、揚げ焼きもOKじゃない?
と広く考えて、いわしフライもオススメです。
シンプルないわしフライでもいいですし、衣にアレンジを加えても食べやすくていいですよ。

いわしの小骨が気にならなくなる方法

いわしの小骨が気になる場合は、細かくたたいてたたきにしちゃいましょう!
包丁でたたけば小骨も気にならなくなりますし、フードプロセッサーがあるおうちなら簡単に作れます。

オススメはつみれ汁
恵方巻きと一緒に食べれば献立としてもバランスがいいですね。

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節分の献立で子供が意外と好きなもの。

節分の食べ物と言えば恵方巻といわし、福豆(大豆を炒ったもの)ですね。
でも、その他にも節分に食べられているものがいくつかあるんです。

節分の食べ物いろいろ

恵方巻きといわし、福豆以外で節分に食べられているものを紹介します。

節分そば
昔は立春からが新年とされていたため、節分にそばが食べられていたそうです。
年越しそばと同じ理由ですね。

くじら(山口県、山陰地方)
山口県や山陰地方では『大きいものを食べると縁起がいい』とされていることから、くじらを食べる風習があるそうです。
毎日新聞の記事で節分の給食でくじらが出ると知りびっくりしました。
参考:節分 クジラの給食で交流 伝統文化継承 長門、下関 /山口

落花生(北海道、東北地方、千葉県、鹿児島県など)
地方によっては福豆の代わりに落花生を豆まきに使うところがあります。
雪深い北海道で食べ物を無駄にしないために、
豆まきをした後も実が汚れない落花生を使うようになったという説があります。
千葉県や鹿児島県など、落花生の生産量が多い地域で用いられるという話もあります。

こんにゃく(四国地方など)
こんにゃくは四国地方で『おなかの砂おろし』として、体を清めるために食べられているそうです。
節分だけでなく、大掃除の後や冬至のときなどにも食べられるそうですよ。

けんちん汁
けんちん汁は中国から伝わった料理をベースに鎌倉の建長寺で作られた建長寺汁が元になっているという説があります。
関東地方の冬の行事食であったのが行事が廃れていき、節分に食べられるようになったそうです。

子供が好きなこんにゃくを取り入れよう!

この中で意外と子供が好きな食べ物。
それは、こんにゃくです!
あの食感が好きというお子さんが多いみたいですね。

恵方巻きといわしフライに加え、汁物が欲しい方にはこんにゃくたっぷりのけんちん汁を。
恵方巻きといわしのつみれ汁にしたけど、もう一品欲しいという方にはこんにゃくの甘辛煮きんぴらなど。

ぜひぜひ取り入れてみてくださいね!

まとめ

節分の子供ごはんについてまとめてみました。
せっかくの季節の行事ですから、子供達も喜ぶ形で取り入れたいですよね。

なお、節分については他にいくつか記事をまとめていますので、あわせて参考にしてみていただけるとうれしいです。
https://smilediary.net/summary/post-1213

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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