野菜を切るのに便利なスライサー。
包丁で切るより細切りや千切りなどが均等できれいな仕上がりになる便利な調理器具です。
便利な反面、スライサーは怪我をすると治るのに時間がかかりますよね。
わたしもスライサーで何度も怪我をしたことがあり、しっかり治すのに1ヶ月近くかかりました。
スライサーで手を怪我してしまうと家事だけでなく日常生活にも差し障りが出ることが多いですので、安全に使いたいところですね。
今回はスライサーで手を怪我しないための方法についてまとめます。
スライサーで怪我をしない方法
スライサーで怪我をしないための方法は、ズバリ『刃にさわらないこと』!
シンプルかつ簡単なことですが、これが意外と難しいんです。
使い始めたときは意識していても、
・野菜を無駄なく使いたいからギリギリまでスライサーを使おうとする
・手袋を使うと手がすべるから素手で使う
・簡単にできるからとついついテレビを見ながらスライサーを使う
実際にこんなスライサーの使い方をしている方も多いのではないでしょうか。
かくいうわたしも、テレビ以外は全部やってましたけどね…。
特に、単純作業だからとついテレビを見ながらとか、子供と話しながらなどのながら作業は危険です!
スライサーは切れ味がいいので、思いのほか野菜が切れるスピードも速く、思ったより早く野菜が小さくなっていたということもよくあります。
では、実際にスライサーで怪我をしないためにどうすればいいのでしょう?
答えは、スライサーの刃に触らなくて済むようにするために安全ホルダーを使うことです。
スライサーは安全ホルダーと一緒に使うと安全度UP!
スライサーを使うときに安全ホルダーを使うのって本当に意味があるの?
なんてお思いの方もいると思いますが、実際にスライサーを使うときの安全対策としては一番効果があるのではないかと思います。
実は、国民生活センターでもスライサーの安全対策には安全ホルダーを使いましょうと呼びかけているんです。
スライサーを安全に使うには-安全ホルダーの使用性を中心に-
このように、国民生活センターにもスライサーの怪我の届け出が何件もあり、メーカーに要望を出したり消費者に注意喚起をしたりしています。
その成果があってか、最近のスライサーには安全ホルダーがセットで売られているものも多いですよね。
我が家にあるスライサーも安全ホルダーとセットで売られているタイプのものです。
大根やにんじん、玉ねぎなどは安全ホルダーに挟んで使えるので、小さくなっても安心ですね。
また、安全ホルダーがないときにスライサーを使うならフォークで安全ホルダーの代用をするというのも簡単なアイディアですね。
もちろん、安全ホルダーがあるからと油断せず、スライサーを使うときはながら作業などは避けることは言うまでもありません。
また、ゴム手袋を使って作業すれば安全と思っている方もいるかもしれませんが、ゴム手袋が守ってくれるのはごくごく表面だけ。
あくまで指先をすこしかすめるくらいの怪我から守ってくれる程度のものです。
個人的にはスライサーを使うときにゴム手袋があるとかえって手が滑って怖いため、わたしは使っていません。
ゴム手袋は使うと滑りやすくなりますし、スライサーで怪我をするときは勢いがついていてけっこう深く切ることもあるため、ゴム手袋を過信しすぎるのは危険です。
ただ、スライサーを使い終わってから洗うときには、ゴム手袋を使った方がいいと思います。
スライサーの刃の近くの部分を洗うときなどは危ないため、しっかり柄を握って刃にすこしスポンジが当たるくらいの強さで、あまりさわらないようにして洗うといいと思います。
スポンジに刃が当たるとスポンジも切れてしまいますので、刃の向きに沿って優しく洗ってあげる程度でいいのではないでしょうか。
スライサーでキャベツを切るときにオススメの形は?
スライサーでキャベツの千切りをするとふわふわでおいしい千切りができますよね。
ですが、スライサーでキャベツを切るときは注意が必要です。
わたしがスライサーで怪我をしたのは、すべてキャベツを千切りしていたときだったからです…。
我が家のスライサーの形はスライサー本体+受け皿+安全ホルダーというタイプ。
ですが、安全ホルダーが小さすぎて、キャベツには使えません(大根やにんじん、玉ねぎなどには重宝するのですが…)。
スライサーでキャベツを切るときは、まずキャベツを四等分に切って根を落としてから素手でスライサーで切っていました。
四等分だと安全ホルダーには大きすぎてハマらないし、安全ホルダーにハマるサイズに切ると千切りが短くなりすぎちゃうので、結局使わなくなりました。
でも、スライサーでキャベツを切っていると、だんだんキャベツの形が崩れ、手もすべってくるのでどうにもならないんですよね。
1回目は人差し指、2回目は薬指を切りました。
しかも、何度も怪我をするわたしに呆れたダンナまでもがスライサーでキャベツを切っていて負傷。
これはわたしがおっちょこちょいなだけではない、という結論に至りました。
で、結局我が家ではどうしたかというと、ピーラー型のキャベツの千切り用スライサーを購入しました。
今までのものより小さいので使いやすいですし、保管場所にも困りません。
回りに飛び散るという難点はありますが、このコンパクトさと手軽さを思えば後片付けなんて苦ではありません。
ちなみにごっついタイプはこんなのもあります。↓
よく揚げ物をするおうちで収納スペースがある方や、大量にキャベツの千切りをする方には便利だと思います。
まとめ
スライサーで怪我をしない方法についてまとめました。
スライサーで怪我をしないためには、刃にさわらないことが一番大事です。
そのためには安全ホルダーの使用が一番です。
安全ホルダーがないスライサーを使用されている方は、小さくなった野菜をフォークにさして使う方法もありますよ。
また、ゴム手袋は指先をかすめる程度のけがから守ってくれるくらいで、必ずしもけが防止に万全とは言えません。
スライサーを洗うときなどに使うのはいいと思いますが、ゴム手袋を過信せずに安全ホルダーを使うのがいいと思います。
キャベツの千切りにスライサーを使う場合、他の野菜も使えるタイプの小ぶりのスライサーだと安全ホルダーが使えず怪我をしやすくなります。
この場合は、キャベツの千切りに特化したスライサーを使うのがいいと思います。
個人的にはピーラータイプのスライサーがオススメですが、保管できる場所がある方やよくキャベツの千切りを使う方は大型のものを使うと便利かもしれません。
なお、スライサーで怪我をした後の治療方法について、主人はキズパワーパッド、わたしは従来の絆創膏ぐるぐる巻きで治療した経験から、キズパワーパッドで治療することについてまとめています。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。