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スライサーの怪我はキズパワーパッドで治る? 湿潤療法を家庭で行うのが心配なら病院に行こう!

アクシデント

先日、スライサーで指をさっくり怪我してしまいました。
スライサーの怪我はキズパワーパッドで治すのがいいそうなんですが、わたしはあえて普通にガーゼぐるぐる巻きで治しました。
ダンナがキズパワーパッドで治しているのを見ていて、あーわたしには無理! と思ったからです。

今回は、スライサーの怪我をフツーに外科でガーゼぐるぐる巻きで治したわたしの話とキズパワーパッドで治したダンナの話も交えながら書いてみます。

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スライサーの怪我をキズパワーパッドで治せる?

スライサーのけがをキズパワーパッドで治すといいって最近よく聞きますよね。
キズパワーパッドを使っての治療は湿潤療法というやつで、従来の治療法とは全く違う方法です。

今までは怪我をしたら傷口を洗い消毒をしてガーゼまたは絆創膏を貼って『傷口を乾かす』ことが良しとされてきました。
ですが、湿潤療法は傷口を洗い、『傷口を乾かさない』ことを大切にキズパワーパッドやラップなどで保護する方法。
傷口を消毒しないことにより傷口のばい菌は残りますが、皮膚に残っている常在菌もなくならないというメリットがあるそう。
傷口に滲み出す浸出液が細胞の増殖を促して早く治るということなんだそうです。

湿潤療法のメリットは傷が早く治る、傷跡が残らない、傷が痛まないということだそう。
かさぶたを作らないのでその分早く治り跡が残るということもないということと、傷口が空気に触れないので傷が痛まないのだそう。
傷跡が残るとかもうわたしとしてはどうでもいいんですが、傷口が痛まないというのは魅力的ではありますね。

ですが、わたしの場合は湿潤療法は無理、となった理由があるんです。
それは、出血が全然止まらなかったからです…。

スライサーの怪我の治療で湿潤療法を家庭でするには、傷口を自分で止血したあとにキズパワーパッドなどで保護するので、まず止血をしなければいけないんですが。
これ、けっこう大変なんですよね、子どもがチョロチョロしている我が家の場合だと…。
ドクドク血が出ているのをずっと押さえて止血してたんですけど、ぜんっぜん血が止まりませんでした。

幸い怪我をしたのが土曜日。
うちは近所に内科・外科両方見てくれる昔ながらの町のお医者さんという感じのかかりつけ医があり、ダンナに子供達を任せて慌てて駆け込みました。

『これはヒドイね、普通の人のスライサーの怪我よりざっくりいっちゃってるよ』と言われ、血を吸うための吸収剤みたいなのを巻いて固定してもらうはめに。
我が家のスライサーは幅をダイヤルで調整できるタイプで、それが最大まで広がっちゃってたせいでザックリ行ったみたいです…。

でも、こうでもしないと血が止まらないだろうなと思っていたので、わたしとしては納得でした。
2日後の月曜日に通院したときには乾いた血で吸収剤は黒っぽくなっていたし、傷口からはがすときにまた刺激がありましたが、それでも自分で押さえて止血するのは無理だったんじゃないかなと思っていたので。

湿潤療法を家庭でできる場合とできない場合

実は、ダンナがわたしの怪我の数ヶ月前にスライサーで指を怪我したんですが。
珍しく休みの日にごはんつくるよーというので任せていたら、サクッとやっちゃったようです。

このときは自分でキズパワーパッドを貼って治しました。
すぐに家事を代わり、ダンナは傷口を洗った後、ラップを巻き押さえて止血。
30分くらい止血してましたかね。なかなか止まらない…と言いながら、じっとしてました。

この30分じっと止血、って大変じゃないですか?
わたしが同じ状況でじっとしてたら『おかーさんごはんマダー?』の大合唱になること請け合いだな…と思って見てました。
まあ、それでも怪我をした直後は『お母さん怪我しちゃったからちょっと待っててね』が何とか通用しますけど。

ただ、自分で止血できたつもりでも血がにじんできたりしますよね。
そういうとき、またじっと押さえて止血…って、できます?
うちの子たちはもう小学生と幼稚園児になってはいますが、それでもいちいち『あれやってくれ』だ『これ届かない』だ言われてちょこちょこわたしの出番があるので、じっとしているということが難しいです。
もっと小さいお子さんがいる場合、自分で圧迫止血できる気が全くしないんですが…どうされてるんでしょう?

また、湿潤療法を家庭でする場合は自分で経過を観察しなくてはいけないので、例えば細菌感染を起こしていた場合とか気づかないと悪化しちゃいますよね。
ダンナの場合は自分で経過を観察しながら3週間もする前にキズパワーパッドを貼るのをやめていましたが、幸い傷跡も全然残らずきれいに治っていました。
ですが、もし細菌感染をしたとか傷口が膿んできたとか、湿潤療法で失敗した場合が面倒だなとわたしは思っちゃったんですね。

何と言っても主婦は水仕事が多いので、手袋をしていても傷口が濡れることはままありますし、そうしたときに洗っただけで細菌感染とか大丈夫なの? という心配があって。
時間はかかっても昔ながらの治療法の方がわたしには安心感があり、結局湿潤療法で治療するということはありませんでした。

というわけで、湿潤療法を家庭でできる場合は、自分で止血ができる程度の傷であることというのが重要な条件となります。
また、細菌感染が心配なので、抵抗力が弱い方も避けた方がいいみたいです。

ちなみに費用面ですが、ガーゼぐるぐる巻きでの通院には2週間(7回の通院、3590円)がかかりました。
段階で怪我をしたときに肉が長さ3ミリくらいの楕円状に見えていたのですが、通院終了時にはほとんど線のようになっており(一部紫色のかさぶたの手前みたいな状態で残っていました)、2週間ほど毎日絆創膏をつけていましたね。
キズパワーパッドを使い湿潤療法を自分で試したダンナの出費は1364円(キズパワーパッド、ハイドロコイドパット購入費)でした。
ダンナの場合は3週間くらいでキズパワーパッドを貼らなくてもいい状態になっていましたし、湿潤療法で治せる状態であればやはり湿潤療法で治した方が期間的にも費用的にもメリットが大きいです。

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湿潤療法を行っている病院のリスト

わたしの場合は湿潤療法が不安だったと言っているのではなく、湿潤療法を家庭で行うことに不安があったということです。
怪我をしてからもう3ヶ月くらい経ちますが、傷跡はうっすら残っていますし、違和感もほんの少しですがあります。
タイピングや趣味のピアノ程度なら影響は全然ないのですが、指先を繊細に使う必要のあるお仕事をされている方には湿潤療法の方がいいと思います。

湿潤療法で病院にかかる場合、皮膚科形成外科にかかるのがベター。
形成外科は傷など体の表面の部分の治療や見た目をよくすることを主目的としている科だそう。
整形外科でももちろん治療はしていただけるのですが、整形外科は運動機能の治療を主目的としている科なので、形成外科が近くにある場合はそちらの方が適しているのではないでしょうか。
どの病院にかかるにしても、心配であれば電話で問い合わせてから来院するのが確実ですね。

また、湿潤療法を行っている医師のリストを見つけました。
外傷の湿潤治療を行っている医師
こちらは病院単位ではなく医師単位でのリストだそうなので、異動などでリストに載っている先生がいない場合もあるため、事前に確認してから通院してくださいとのことです。

わたしのように出血がひどい場合などで湿潤療法をご家庭で行うのが心配な場合は、まず湿潤療法を行っている病院で一度診ていただくのが安心ですよ。

まとめ

スライサーの怪我をキズパワーパッドで治せるかどうか、湿潤療法を家庭でできる場合とできない場合、湿潤療法を行っている病院のリストについてまとめました。

いわゆる消毒をして絆創膏という治療に慣れている世代からすると、傷口を洗って消毒して絆創膏を貼るのが安心な気がしますよね。
ですが、実際にダンナとわたしの治療経過を見てみても、期間面、費用面のどちらにおいても湿潤療法の方が優れているように感じました。
まあ出血の量から見て傷の深さにも違いがあり、一概に言えない部分もありますし、そもそも医療従事者ではないフツーの夫婦の言うことなので、こんな話もありましたよレベルで聞いていただければ。

わたしのように出血がひどい場合や体力が落ちている方で細菌感染が心配な方など、湿潤療法を家庭で行うことが不安だという場合もありますよね。
湿潤療法を家庭で行うことが心配という場合は、最初だけでも湿潤療法を取り入れていると謳っている病院に行って診ていただくのが一番安心ですよ。

なお、夫婦で怪我をしたことからスライサーで怪我をしない方法について別記事を書いていますので、あわせてお読みいただけるとうれしいです。
https://smilediary.net/hot-items/post-2634

先ごろ認可されたゾフルーザを初めて飲んだときの体験談も書いていますので、興味のある方はぜひ。
https://smilediary.net/accident/post-4976

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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