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宅建の不合格の理由。再挑戦なら1年前から勉強方法を検討しよう。

資格取得

宅建士の合格発表の日、不動産適正取引推進機構のサイトを見て自分の受験番号を見つけられなかった方。
スキルアップのため、資格手当のためどうしても取得したかったのに…と悔しい思いをしていることと思います。

気持ちを切り替えて、来年には狭き門を通れるよう、今から勉強方法を検討しましょう。
今回は、宅建士に挑戦して不合格だった方へ、再挑戦のための自己採点の活かし方と勉強計画の立て方をまとめます。

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宅建の不合格の理由を明確にしよう!

平成30年度の宅建士の合格点は50点中37点(登録講習修了者は5問免除で32点)でした。
平成30年度の合格率は15.6%とされています。

不動産適正取引推進機構のサイトには合格者の受験番号とともに試験の正答が記載されています。
宅建士試験の受験当日または受験日以降に予備校各社の解答速報で答え合わせをしていると思いますが、再度自己採点をしてみましょう。

実際に自己採点してみることでわかることは正確な正答数(点数)正解できた分野/間違った分野の2項目。

正答数なんて確認しても、1点や2点違っても関係ないと思うかもしれません。
ですが、実際に正答数を確認することで自分の実力と得意分野や苦手分野を確認しておくことは、再挑戦するにあたりとても重要ですよ。

宅建に再挑戦する場合に大事なこと

宅建に再挑戦する場合に大切なことは、自分の実力と得意分野・苦手分野を確認し、次回必ず合格するための対策を練ることです。

宅建の自己採点でわかること

宅建試験の自己採点でわかる重要なポイントは2点。
点数(正答数)誤答した問題の分野です。
この2点をしっかり把握しておくと、自分に合った勉強計画を寝ることができますよ。

まず、宅建の自己採点の点数でわかるのは勉強量が足りているかどうかということです。

その年の問題の合格点(難易度)にもよりますが、自己採点が30点以下の場合は絶対的に勉強不足です。
勉強時間が取れていたか、勉強時間をしっかり取れていたなら勉強方法に問題がなかったかをチェックしてみるといいですね。

自己採点が30点以上で合格点以下の場合は、最後の追い込み期間に点数を底上げできていれば合格できていた可能性が高いです。
10月に入ってから勉強時間を多くとれるようにスケジューリングを見直してみたり、各社予備校の直前対策講座や模擬試験の利用などを検討してみるといいと思います。

ちなみに、わたしの場合は不動産関連の会社に勤めながらの1回目の受験での自己採点が30点でした。
数年のブランクを経て独学で宅建の再挑戦に挑むのは無謀だと思ったため、通信講座を利用しています。
https://smilediary.net/qualification/post-2464

次に、誤答した問題の分野でわかるのは、再挑戦時の勉強内容の配分です。

権利関係の点数が取れていない場合は、テキストでの再学習の時間を長めに取って、しっかり理解をしてから過去問の繰り返しに入るといいですね。
特に、私法の基本法と言われている民法の基本的な考え方がわかっていれば、もし受験者を振るい落とすためのような難問が出たときでも消去法で正答を導くことができますよ。

宅建業法の分野の点数が少ない場合は、勉強する範囲は広くないので、テキスト再読→過去問を繰り返し数をこなせば点数は上がります。

法令上の制限の分野は勉強の範囲が広いので、全部を理解して覚えて…となると大変ですよね。
なので、こちらもテキストでの再学習の時間は長めに取るといいですが、全部しっかり覚えようとするよりは過去問を回してよく出る問題の傾向、答えを押さえるくらいの気持ちでいいと思います。
↑わたし自身も法令上の制限が苦手だったので、ひたすら過去問を解く→間違えた問題を再度勉強し直し、数日置いてから再度解くを繰り返していました。

税金その他の分野の点数が少ないと感じるときで宅建業に従事されている場合は、宅建登録講習を受けてしまうのも1つの手です。
各種予備校で開催している宅建登録講習を受けることで、講習を受けてから3年以内に行われる宅建試験において5問免除(5問分は正答となる)となります。

ただし、宅建登録講習にはいくつか注意する点もあります。
・宅建業に従事されている方しか受けられない
宅建登録講習は実際に宅建業に従事されている方が『従業者証明書』を提示して受講するため、『従業者証明書』のない方は受講することができません。

・費用がかかる
予備校によって費用は異なりますが、日建学院が15,000円、LECが18,000円など、2万円弱で受けられます。

・申し込みからスクーリング、修了試験まで時間がかかる
予備校によって申し込み時期やスクーリングの日程は異なりますが、全日で2日間程度の日程で組んでいるスクールが多いようです。

・修了試験に合格しないと5点免除にはならない
修了試験で7割以上の正答ができないと合格にならず、5点免除のメリットを受けることができません。

・予備校によっては早期に募集終了することがある
日建学院などは日程が少ないこともあり、受けようと思ったときには春先には募集終了となっていたというケースもあるそう。

宅建登録講習を受けようと思ったら、早めに申し込むことをオススメします。

また、税金その他の分野は、個人的には独学よりも予備校の予想問題をうまく利用するといいと思います。
受験当日に受験会場近くで配られている要点集(解答速報の案内の付いた冊子ですね)などで『この問題さっき読んだ!』ということが意外とあります。

受験当日に要点集の冊子を熟読して点数を積み上げというのは実際に難しいので、予備校の直前対策講座予想問題(模試の問題)を参考にするなど、工夫してみてくださいね。

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宅建の1年前から勉強する場合はメリハリをつけて

宅建試験を受けた後の自己採点が振るわなかったからと、すぐに勉強を再開する方もいますよね。
それはすごくいい心がけだと思います。

一度宅建に挑戦したことで得た知識を忘れてしまわないように、1日5ページでもテキストを読む、5問でも苦手分野の過去問を解いてみるというのは効果的です。
記憶の定着には繰り返し学習することが効果的ということもありますしね。

ですが、例えば宅建試験の1年前から一日1時間の勉強を毎日…となると、息切れしてしまうかもしれません。

実際に宅建試験に合格するための勉強時間は、初学者は300時間不動産業務に従事されている方や学習経験のある方の場合は200時間ほどとされています。

再挑戦される方の場合は、単純計算だと200時間を365日で割ると1日30分強の勉強で足りることになります。
でも、実際には受験前日に30分の勉強で受かれるかというと、そうではないですよね。

受験1ヶ月前に最後の追い込みをかける力を残しておくためにも、準備期間を長く考えている方は息切れしないようにスケジュールを立てる工夫をしましょう。

まとめ

宅建に残念ながら不合格となってしまった方に、再挑戦する場合の勉強方法の検討の仕方をまとめました。

わたしも1回目の宅建挑戦では不合格でとても辛い思いをしました。
ですが、そのときの自己採点の点数や苦手分野がわかっていたので、数年後に再挑戦したときに勉強計画を立てるのにとても役に立ちました。

不合格したばかりで自己採点をすることや、間違えた分野を確認するのはとても辛いと思いますが、次回合格するためにしっかり自己分析をしてみてくださいね。

なお、宅建のスケジュールの立て方について別記事もまとめていますので、あわせて参考にしてみてくださいね。
https://smilediary.net/qualification/post-2724

宅建の通信講座を利用しようか悩んでいる方に、わたし自身の独学のときと通信教育利用のときの費用比較などをした記事もあります。
https://smilediary.net/qualification/post-2728

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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