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子供の怪我の保険請求。領収書を紛失したときは?医療費無料でも保険は必要!

子供の健康

先日うちの小学生の息子が夜お風呂上がりに階段で顎を切ってしまいました。
ちゃんと足を拭かないで滑って転んだようです。
血が止まらないので慌てて♯7119で病院を紹介していただき3針縫って帰宅。
本当に焦りました…。

通院を経て小学校入学時に加入した保険金の請求をしようと思ったら、領収書がない!
怪我をした当日の領収書がどこを探してもないんです!
夜間慌てて通院したため、動転していたんだと思います…。

せっかく入っている保険なので保険金の請求をしたいけど、領収書をなくした場合はどうしたらいいのでしょう?
我が家の子供の怪我の保険請求の顛末と領収書を紛失した場合の対処法についてまとめます。

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子供の怪我の保険請求の手続き

子供の怪我の保険請求の手続きと言っても、手続き自体は大人と変わりません。

1.怪我をして治療を受ける
2.保険会社に連絡する
3.郵送された保険請求の書類に領収書を添付し返送する

こんな流れです。

1.の治療を受けるですが
うちの子の場合は夜9時過ぎに怪我をしたので病院を探すのも大変でした。
♯8000や♯7119、紹介された病院との電話のやり取りで10時を過ぎ息子も眠そうにしていたので、いろいろな意味で一刻を争う感じでした。

幸い主人が帰宅しており、下の娘を任せて行けたのがありがたかったです。

タクシーで総合病院に付いた頃には10時過ぎ、うとうと寝かけている息子を何とか起こして病院へ。
局部麻酔をして3針の縫合を無事終え、帰宅したのは11時を過ていました。
その後、約2週間の間に7回通院し抜糸し処置完了となりました。

2.の保険会社に連絡は通院途中にしました。
・書類を送るので確認して治療後返送してください
・保険請求に必要なので領収書を取っておいてください
と言われました。

近くの小児科だと医療費無料なため領収書が出ないところも多いのですが、
幸い縫合したのが総合病院だったので、医療費0の領収書をいただいていました。
ただ、縫合の翌日に下の子の園の行事がありバタバタしていたので、
そのときに領収書をなくしてしまったようです…。

ちなみに、縫合の日の領収書はなくしたものの、経過観察通院時の領収書6枚(6日分)は保管していました。

3.の保険請求の書類が届き、領収書を添付し返送する段になりました。
保険金の請求金額が10万以下の場合は診断書を添付しなくてもいいとのことでした。
診断書を書いていただく必要もない代わりに、領収書の重要度がより高いということですよね…。
困り果てて、保険会社に連絡することにしました。

保険請求で領収書を紛失した場合はどうなる?

基本的に保険金は領収書のある分しか支給されない

保険請求で領収書を紛失した場合、実際にどのような対処をすればいいのでしょう?
困り果てて保険会社に連絡したところ、わたしの場合は領収書がある日の分だけ保険金が下りるという形で決着がつきました。

というのは、保険請求で領収書を紛失した旨を保険会社に連絡したところ、
『他の日の領収書があれば大丈夫です。通院日を書く欄に丸をしていただくところがありますが、そこに領収書がない旨書いてください』
とのことでした。

保険金請求時に保険会社から届いた書類をよく見てみると、
(領収書が)ない場合は、診察券のコピーを添付いただくか、保険金請求書裏面の医療機関情報をご記入ください。
との記載が。

請求金額が高額ではない場合は、このように手続きを簡素化してくれているんだ、領収書が足りなくても大丈夫なんだと思っていました。
領収書がなくても通院日すべて補償していただけるのかと思い込み、安心して6日分の領収書を送ったまま保険金のことは忘れて日が経ってしまいました…。

その後届いた保険金の明細表を見て、通院日数は6日領収書がある分のみ)で計算されていたのを見てびっくり&がっかりしました。
つまり、1日足りない分は保険金が下りていないということです。
まあ、当然と言えば当然のことですが、電話で問い合わせしたときに『領収書がある日の分だけ保険金が下ります』という一言は欲しかったなと思います。

また、息子の顎の縫合ですが、保険上は手術ではなく『創傷処理』という傷の処置にあたるそうです。
手術には該当しないため、手術給付金は支払われないとのこと。
手術給付金がある場合などは証明書類の提出等、また手続きが異なるのかもしれません。

ちなみに、息子の保険の保険会社は東京海上日動さんのこども総合保険(総合生活保険)です。
保険会社により、また保険の内容により手続き等の詳細は異なりますので、怪我などの事故があったときはすぐに契約されている保険会社さんに連絡してどのような手続きを取ればいいか確認するのが一番確実ですよ。
念のため書き添えておきます。

病院で領収書の代わりの書類を発行してもらうことができる!

息子のケースでは保険会社さんに電話して1日分支払われないという形での決着になりました。
ですが、領収書がない場合、他にどういう対処方法があるのか調べてみることにしました。

すると、病院の領収書は再発行できない場合がほとんどですが、
領収書の代わりの書類を発行していただくことができることがわかりました。

病院により診療証明書、領収証明書、支払い証明書など名前は違いますが、
病院で治療して医療費を支払ったという証明をする書類ということです。
ちなみに、こちらは病院の発行する正式な書類なので、確定申告で医療費控除するときにも使えるそうです。
↑平成29年度から医療費控除の申請には領収書が不要になりました

発行には時間がかかる場合が多く、文書発行の手数料がかかるとのこと。
健康保険の対象外になるので、手数料の額は病院によってまちまちだそうです。

また、保険請求には支払金額だけではなく、支払金額のうち健康保険が適用される料金(入院時の差額ベッド代や食事代などは含めない)が必要な場合もあります。
つまり、支払額の総計がわかっただけでは保険金の請求書類としては不備が残るということです。

病院で書類を発行していただくときには、
『保険請求に使うので、保険適用の料金等、総額だけでなく詳細がわかる書類にしてください』
とお願いするといいと思います。

診療証明書をいただくのに病院まで足を運ばなくてはならない手間と交通費(しかも時間がかかると言われた場合は請求時と受取時と2回)。
さらに、文書発行手数料がかかる。
そして、子供の通院1日分の保険料は600円…。
1日分の保険金は勉強代として諦めることにしました。

領収書か領収書に変わる書類のある分しか保険金は支給されません。
保険金請求のために必要になるので、病院の領収書は必ずなくさず保管しておきましょう!
わたしもなくさないように気をつけます…。

子供の医療費無料でも保険は必要

今回のことで、保険のありがたみをすごく感じました。

今回の事故で通院することになったのは夜間受け入れをしている総合病院で家から地下鉄で2駅分の距離があり、交通費がかかりました。
子供も小学生なので運賃がかかり、(165円+82円)×2(往復)×6日分=2,964円。
初回はタクシーで通院したので往復4,000円近くかかっています(実はこのタクシーの領収書も一緒になくしました…)。
結局下りた保険金は600円×6日分で3,600円、負担分には追いついていませんが、それでも保険金が下りてありがたかったです。

実はわたし、子供の医療費無料だから保険はいらないんじゃないかなと思っていました。
そもそも医療費無料なのに保険に入るという概念がなく、保険金が下りるとも知らなかったですし。
ですが、実際こうして怪我をしてみると、医療費はかからなくても交通費がかかるし、処置用の大きな絆創膏なども購入しなくてはならず、子供の医療費が無料でも全くお金がかからないというわけではないんですね。

入院するほどの怪我ではなかったけれど、夜間の通院を含め計7回の通院は大変でした。
総合病院なので、待ち時間も長かったですしね。
保険金を支給してもらえて、お金のありがたみももちろんですが、その大変さをねぎらってもらえているようでありがたかったんです。
保険金というよりお見舞い金というイメージでしょうか。
子供の医療費が無料でも保険は必要だとつくづく感じました。

ちなみに、子供に保険はいらないと思っていたはずなのに、なぜ保険に入ったかというと、『個人賠償責任保険』に入りたかったからです。
自賠責保険は他の保険にオプションで追加されていることが多いそうですが、我が家には車はないですし、夫婦で加入している医療保険のオプションにも個人賠償責任保険はありません。

『個人賠償責任保険』は端的に言うと『誤って人や物に損害を与えてしまったときに備える保険』です。
家の中で顎を縫うような怪我をするそそっかしい息子ですから、お店で物を落として壊してしまったり、遊んでいてお友達に怪我させてしまったりという可能性もあります。

具体的に一番怖かったのは、自転車事故です。
今はまだ大人と一緒の時にしか乗せていませんが、最近は子供の起こした自転車事故で1億円近い損害賠償が発生した事例なども報道されていますよね。

元々自転車事故のために個人賠償責任保険に加入してはいたんですけど、幼稚園でよくわからないまま加入したこども保険が卒園で満期。
小学校入学に合わせて届いた子供保険の資料を見たら自賠責保険が含まれるとのことで、こちらに一本化したというわけです。
幼稚園の保険にも個人賠償責任保険のオプションがついていたのかもしれませんね。
やんちゃな子供だったのでよく考えず入園時に保険に入っていたのですが、ちゃんと内容を確認しないといけないなと反省しました。

子供の傷害保険は保険の内容によりますが、怪我の補償だけでなく個人賠償責任保険や保護者が就労不能になった場合の補償があるものもあります。
怪我だけでなく万一の場合の補償にもつながるので、加入しておくとすごく安心感がありますよ。
もしお子さんの分の保険に加入されていない方がいらしたら、この機会にぜひお子様の保険について考えてみてくださいね。

保険の検討はプロに相談するのが早いので、プロのサービスを利用してみるのもいいと思いますよ。
たくさんある保険を一人で選ぶの?【保険見直しラボ】

まとめ

子供の怪我の保険請求について、自分の経験をもとにまとめてみました。
保険請求時に領収書を紛失していても、診療証明書等の形で支払いを証明する書類があるのは知りませんでした。
こちらの書類は確定申告でも使えるというのは安心ですね。
↑平成29年度から医療費控除の申請には領収書が不要になりました。

また、医療費がかからないとはいえ、万が一に備えて少額でもお子さんの保険に入っておくと安心だと思います。

なお、子供の安全を考えるなら、いざというときのために防災グッズもしっかり準備しておきたいですね。
子供がいる家庭だと必要なものも増えてくるので、しっかり子供向けにカスタマイズしておくと安心ですよ。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

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