当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

6歳臼歯の生え始めが痛いのはなぜ? 役割は? 7歳で生えても遅くない?

子供の健康

先日、7歳の息子が右下の奥歯が痛いと泣き出しました。
仕上げみがきを嫌がる息子なので、いよいよ虫歯かなと覚悟したところ、奥歯から血が出ていると血のついたティッシュを見せてきました。
何事かと見てみたら、右下の6歳臼歯が生えかけていて、6歳臼歯か歯茎から血が出ている様子。
前の日から痛かったそうです。

6歳臼歯の生え始めの痛みや出血はどうして起きる?
6歳臼歯の役割は?
6歳臼歯が7歳に生えるのは遅い?

今回は6歳臼歯の生え始めの痛みや6歳臼歯の役割、6歳臼歯が7歳に生えるのは遅いのか、永久歯の生える順番などについて、息子の通院の経験も踏まえてまとめてみます。

スポンサーリンク

6歳臼歯の生え始めの痛みの原因

6歳臼歯の出血と痛みの原因

6歳臼歯の生え始めの痛みというのは自分でも記憶がなく、慌てて通っている歯科に電話して、息子を連れて行きました。
折悪く年末年始で歯科もなかなか予約が取りにくく、行きたいなら前の日に言ってくれたらよかったのに…と思いながら、何とか診ていただくことかできました。

6歳臼歯のあたりから出血している旨伝えて診ていただくと、幸い虫歯ではなく、6歳臼歯の近くの歯茎が腫れてしまっていたそうです。
6歳臼歯で歯茎を噛んでしまうから痛いし、6歳臼歯からではなく歯茎から血が出ていたそうです。
帰宅して調べてみたところ、『萌出性歯肉炎』というらしいです。

参考記事:花王『生えかわり期の歯みがきQ&A(6歳から12歳)3. むし歯以外の“よくあるトラブル”

この6歳臼歯のそばの歯茎を切れば痛みはなくなるとのことでした。

6歳臼歯の歯茎を切る必要はある?

痛がる息子がかわいそうで、すぐ6歳臼歯のそばの歯茎を切ってあげたらどうかと思うところですが。
必ずしもその必要はないと先生に言われました。

というのは、結局歯茎を切れば切ったときの痛みがあるし、そのうちに自然に落ちてなくなる歯茎なので、無理に切ることはないとのこと。
息子にも切る? と訊いてみましたが、痛くても切りたくないと言うので、うがい薬だけいただいてそのまま帰宅しました。
無理に切ったら歯医者さんへの恐怖心を植え付けることになり、これから歯科に通いにくくなるというご判断もあったのかもしれないと思います。

実際、息子も帰宅してしばらくは痛みも出血も気になっていたようですが、食後のうがい薬を続けることで2日ほどで気にならなくなったようです。
まだ腫れた歯茎は部分的に残っていますが、これもしばらくすると自然に落ちてくれると思います。

6歳臼歯の役割

6歳臼歯の役割

そもそも、6歳臼歯はどんな役割のある歯なのでしょう。

6歳臼歯は永久歯でも比較的早く生えてくる歯。
6歳臼歯が生えてから、手前に生えている乳歯が生え替わります。
そのため、6歳臼歯が生えることで、手前の部分は永久歯が生えるためのスペースとして切り替わります。
6歳臼歯は噛み合わせの基本となる歯ということになりますね。
また、6歳臼歯の咀嚼力は歯の中で最も強いこともありますし、生え替わり期の歯が抜けていたり生えかけだったりで歯が足りない状態の咀嚼力を支える意味でも重要な歯なのです。

6歳臼歯は虫歯になりやすい!

また、奥歯まで歯ブラシが届きにくいこと、歯がなかったり生えかけだったりしてみがきにくい時期ができることもあり、6歳臼歯は虫歯になりやすい歯でもあります。
ですが、6歳臼歯が虫歯になりなくなってしまうと、永久歯の歯が本来の位置から動いてしまい、歯並びが悪くなってしまいます

虫歯を避けるためにはやはり毎日の歯みがきが重要です。
12歳臼歯でも萌出性歯肉炎は起こるそうですし、そろそろ仕上げみがきを嫌がるようになるお子さんが多いですが、仕上げみがきは永久歯が生え揃うまではしっかりしてあげた方が安心ですね。
また、仕上げみがきを嫌がるお子さんには歯垢染色液を使って歯みがきがしっかりできているか自分でチェックするようにしてもいいかもしれません。

こちらは5mlのお試しサイズの歯垢染色液です。
洋服や唇につくと落ちにくいので、エプロンやリップクリームで汚れ予防をして使うといいですよ。
水を流しながらうがいをさせてすぐに掃除をすると洗面所の汚れも落ちやすいですが、すぐに掃除した方が安心です。

 

 

6歳臼歯が7歳に生えるのは遅い?

6歳臼歯が生える時期

6歳臼歯というくらいなので、6歳臼歯は6歳前後で生えてくる歯です。
永久歯の生える順番としては最初に生えてくる歯だそうです。
先の花王のサイトの別のページで永久歯の生える時期の目安が書いてありました。

参考記事:花王『生えかわり期の歯みがきQ&A(6歳から12歳)1.永久歯と乳歯の“ちがい”

永久歯の生える順番

ただ、他のサイトなども調べてみると、最近では中心に近い下の前歯の次に早く生えてくることも多いとのこと。
また、最近は前歯が生えそろってから6歳臼歯が生えるケースなど、順番が若干変わっていることもあるようですね。

こちらの歯科医院のページは歯の生え変わる順番について図示されており、男女別に平均の生える時期も書かれているのでとてもわかりやすいです。

参考記事:若葉歯科医院『歯の発育や萌出順序のおはなし 歯の萌出順序

歯の生える時期についても1~2年のずれであれば心配なく、順番や時期は個人差があるそうです。

うちの息子も6歳になってから下の前歯→左下の6歳臼歯→上の6歳臼歯(左右ほぼ同時)→という経過のまま7歳になりました。
右下の6歳臼歯はいつ生えるのかなと思っていましたが、何ヶ月も生えないままでいたところにきての痛み&出血で生えてきていることがわかりました。

元々乳歯も生えるのが遅い子だったので、6歳臼歯も少し遅めですが、6歳臼歯が7歳に生えてもずれは1年程度なので、あまり心配することはなかったようですね。
調べてみてほっとしました。

まとめ

6歳臼歯のあたりからの出血から6歳臼歯の役割などについてまとめました。

6歳臼歯のあたりからの痛みは腫れた歯茎を噛んでしまう痛みで、6歳臼歯の出血は歯茎からの出血のことでしたが、いただいたうがい薬を2日くらい使ったら息子の歯茎の痛みも出血も落ち着きました。
このような症状を萌出性歯肉炎といい、萌出性歯肉炎は12歳臼歯(6歳臼歯のさらに奥の歯)でも起こるそうですね。
永久歯が生えそろうまでは毎日とはいかなくても定期的に仕上げみがきができるといいなと思います。
歯垢染色液での歯みがきチェックをするとゲーム感覚で楽しくやってくれるかもしれませんね。

6歳臼歯はこれからの生え代わり期の咀嚼力を支え、歯並びを形成する上でもとても重要な歯。
虫歯にならないようしっかり見守っていきたいと思います。
また、永久歯の生える時期や順番は個人差があり、目安の時期から1~2年程度のずれは心配ないと知り、これからの生え代わり期もあまり不安にならず過ごせそうでよかったです。

子どもの健康に関してはこんな記事も書いていますので、興味のある方は読んでみてくださいね。

昔はけがをしたら消毒をして絆創膏でしたが、湿潤療法も普及してきた昨今。
ただ、子供に俄かな知識で湿潤療法を試していいか気になりますよね。
湿潤療法が自宅でできるか気になる方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました