当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

防災グッズのリストは子供向けにカスタマイズしよう。置き場所はどうする?

非常時の備え

昨今の自然災害の多さに改めて防災について考える機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。
防災グッズを揃えているつもりが、チェックしてみると非常食の賞味期限が切れていた…なんてこと、ありますよね。
特にお子さんがいるご家庭では、必要なものが増えてきます。
災害はいつ起こるかわからないので、しっかり備えておきたいところです。

今回は防災グッズについてリストを作り、子供と避難することを想定してカスタマイズする方法や、置き場所の工夫などについてまとめます。

※液体ミルクについて平成30年9月21日追記しました。

スポンサーリンク

防災グッズのリストを作ろう

現在はいろいろな防災グッズがありセットで購入できるものもありますが、実際使うときを考えて防災グッズのリストをチェックし、カスタマイズしておきたいですね。

NHKの防災グッズのリストがとてもシンプルでわかりやすく、デザインもかわいいので、ぜひ参考にしていただければと思います。
自分で作る非常持ち出し袋「防災グッズリスト」

ちなみに、わたしが今自宅に備えている防災グッズのリストはこちらです。

【各自持ち歩くもの】
※基本的に一次避難(緊急時直ちに避難すること)を想定し、家族4人に同じものを作っています。
・ホイッスル
・エマージエンシーブランケット
・バタフライナイフ(大人のみ)
・防災用ヘルメット
・LEDライト(手が空くようにベルトでヘルメットに固定できるタイプ)
・単4乾電池(ライト用・漏電防止で別の袋で保存)
・小銭入り財布(公衆電話での連絡用、100円玉10枚と10円玉30枚くらい)
・軍手
・筆記用具
・カイロ
・マスク
・フェイスタオル(薄手の物)
・レインコート
・長期保存水のペットボトル(500ml)
・折り畳みスリッパ(屋内でガラスなどが飛散したときに使うもの)

【家族分を大人が持つもの】
二次避難(家屋の倒壊など自宅にいることが危険なときに避難所などに避難すること)を想定
・湯沸しBOX
・簡易トイレ
・コンタクトケア用品、メガネ
・手回しラジオ
・水運搬用ボトル
・ガムテープ
・カイロ
・ロウソク、マッチ
・油性ペン
・歯ブラシ
・水のいらないシャンプー
・トイレットペーパー
・ビニール袋(パックのもの)
・サランラップ
・使い捨て手袋(100枚入り1パック)
・非常食
・長期保存水のペットボトル(2L×36本)

既製の防災グッズのリストは便利ですが、自分たちに必要なものをプラスするものが出てくるはずです。
例えば、持病がある方は常備薬を欠かせませんしね。
防災グッズのリストを見て、このラインナップで自分たちの生活に支障がないか、考えてみる必要がありますね。

防災グッズを子供と避難することに備えてカスタマイズしよう

防災グッズで赤ちゃんのいる場合に必要なものと便利なアイテム

防災グッズは赤ちゃんのいるご家庭の場合、さらにたくさんのものが必要になります。

【一次避難時に必要なもの】
・哺乳瓶
・粉ミルク(スティックタイプが便利)
・ミルク作りに使う軟水
・紙オムツ
・授乳ケープ
・おしりふき
・オムツ用ごみ袋
・抱っこひも

【二次避難時に必要なもの】
・哺乳瓶洗浄・消毒グッズ(台所洗剤、スポンジ、煮沸用鍋or塩素漂白剤など)

哺乳瓶の洗浄・消毒グッズと書きましたが、実際に水が使えない場合はこれも難しいですね。
哺乳瓶の消毒ができないことに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
なので、オススメしたいのは、使い捨ての哺乳瓶です。

こちらのsteri-bottleは使い捨てができる哺乳瓶です。
ボトルがしっかりしていて、5つ入りですが開封後1週間は袋に入れて使えるそうです。
お出かけなどにも使えますし、一度試してみて災害時のために保管するといいと思います。

こちらのチューボ(chu-bo!)は蛇腹式で個包装、steri-bottleよりお安いです。
ミルクの吸出し量が3段階にコントロールできるそうですよ。
月齢の早いお子さんだと少ない量に調節してもむせてしまうというクチコミもあるので、必ず試してみてくださいね。

 

乳首が違うと飲んでくれないというお子さんは、ボトル部分だけを袋で使い捨てにして使えるタイプのものが便利ですね。
乳首の洗浄・消毒は必要ですが、消毒の手間がグッと減ると思います。

 

実際に非常時に準備しておいた哺乳瓶を拒否されることがないように、前もって試しておくのが確実ですね。
お出かけなどでも使えるので、準備しておくと安心だと思います。

(以下、液体ミルクについて平成30年9月21日追記しました)
『乳及び乳製品の成分規格等に関する省令(乳等省令)』が平成30年8月8日改正にされ、乳幼児向け液体ミルクの国内製造、販売が解禁されました。
まだ国内製の液体ミルクの販売には至っていませんが、外国製の液体ミルクを個人輸入して購入することできるようです。
楽天でもこのような商品を見つけました。

非常時の備蓄に便利な面はありますが、普段飲んだことがない外国製の液体ミルクを非常時に飲んでくれるかどうか、またアレルギーなどが出ないかなどの問題があります。
災害用に備蓄をとお考えの場合はご自身の責任で行い、備蓄するまえにお子さんにアレルギーなどが出ないか試されることをオススメします。

防災グッズを子供と避難するためにカスタマイズしよう

防災グッズはリュックに入れているという方が多いと思います。
両手が空くようにできるのでリュックももちろんいいですが、さらにオススメしたいアイテムがあります。
それは、釣りなどで使われるポケットがたくさんあるベスト
NHKのあさイチで勧められて即購入しました。

ベストに防災グッズが入っていれば、もし子供が疲れて『もう持てない』『歩けない』となったときにも、子供を抱っこし子供の荷物を背負って逃げることができるんですね。
我が家では一次のための防災グッズは子供のものはリュックに、大人のものはベストに入れて保管しています。

↓こんな感じのものを買いました。
こちらは笛付ですし、救命胴衣になるものなのでさらに安心ですね。
津波や洪水など水害が想定される地域では特に役に立つと思います。
ちなみに、浮力材の発泡剤の気泡が破壊されて浮力が低下してしまうので2~3年で一度の買い替えをオススメとのこと。

赤ちゃんの場合は荷物がとても多くなりますが、おむつが外れたお子さんの場合は、自分でリュックを持って歩けるようになるので、負担は軽くなりますね。

気を付けてあげたいのが非常食。
非常食だとお子さんの好きな甘い味付けのものはまだまだ少ないと思います。
避難生活を送るにあたり、普段と違う生活を強いられることになるわけですから、できれば非常食もお子さんが食べやすいように工夫できるといいですね。
非常食についてはこちらにまとめています。
https://smilediary.net/emergency/post-1737

また、もし二次避難の必要があり避難所へ避難することになったときは、子供の遊び道具があるといいですね。
避難所では子ども達の声が迷惑になりトラブルになったという話も聞きます。
絵本や折り紙や塗り絵、落書き帳、トランプなど、音が出ずかさばらないおもちゃ、遊び道具をいくつか持っていくといいと思います。
ただ、トランプはお友達と遊んでいると声が大きくなりがちなので、その点を注意して見る必要があります。

スポンサーリンク

防災グッズの置き場所はどうする?

防災グッズの置き場所は玄関と寝室とどちらがいい?

防災グッズの置き場所はどうしていますか?
すぐに持ち出せるように玄関がいいという声もありますが、就寝時の災害に備えて寝室がいいという考え方もありますね。

我が家は3階建の戸建てなので、防災グッズの置き場所は玄関近くの収納です。
避難するときは必ず1階まで下りて玄関を通っていきますから、緊急時はすぐに防災グッズを持って避難できると思ってのことです。

ですが、もし就寝中の地震で家具が倒れたり、窓ガラスが割れてしまったときは歩くのにも困りますよね。
あと、考えたくないですが、家が半壊状態になってしまい、1階がつぶれてしてしまうという可能性もありますね。
そこまでいかなくとも、玄関近くのものが倒れて収納にたどり着けないということもあり得ます。
狭い家で背の高い家具も置いていないので大丈夫と思っていますが、何が起こるかわからないのが災害の恐ろしいところですよね。
防災グッズでも一次避難のためのものは寝室に置くのがいいかもしれません。

また、1か所に防災グッズを集めていて、そこにアクセスできなくなったときは困りますね。
防災グッズの置き場所は一次避難で使うものと二次避難で持ち出すものとに分けて保管するのもいいと思います。
一次避難をして緊急時を乗り切り、体勢を立て直すために二次避難に必要なものを取りに戻るというイメージですね。

想定外のことが起こるのが災害ですから、玄関も必ずしも安全とは言い切れませんが、二次避難に必要なものをすぐに持っていけるのは玄関近くです。
なので、一次避難のための防災グッズは寝室、二次避難のための防災グッズは玄関と分けて置くといいと思います。

防災グッズの置き場所マンションならどうする?

防災グッズの置き場所でマンションの場合も同じ考え方でいいと思います。
ただし、強度も高さも戸建よりあるので、マンション内での家具の転倒はあっても、建物の倒壊の可能性はかなり低いですね。
そのため、そこまでリスク分散という意味で防災グッズを分ける必要はないと思います。
高さの問題もあり窓から避難ということも考えにくいため、避難時は玄関を通ることがほとんどです。

なので、寝室に置いておく防災グッズはライトやスリッパなど、玄関まで無事にアクセスできるためのものがあればいいと思います。
また、ホイッスルも一緒に持っておくといいですね。
かさばるものでもないですし、もし家具転倒で玄関まで行けず避難できない場合などに、自分の居場所を知らせることができます。

車を持っている方は防災グッズを置いておくと便利です

車を持っている方には防災グッズを車のトランクに置いておくと安心です。
一次避難時には道路を使えないことも多いですが、二次避難では水や食料などかさばるものを持ち出すことができます。
簡易トイレなどは普段遠出されたときにも渋滞でお子さんがトイレに行きたい! と言い出した時に便利です。
子供の声がうるさい! と避難所で言われた家族が車中で過ごしたという話も聞きますし、車があると災害時に拠点にできる安心感がありますね。

食料や水を置いておく場合は、車内の温度が気になりますよね。
車のトランクは真夏でも車内ほどは温度が上がらないとのこと。
非常食として売られているものであれば、十分保存できると思いますよ。
非常食をローリングストック法(こちらも非常食についての別記事で触れています)で揃えているという方は、車内には保管温度が高くなっても大丈夫なものを入れましょう。

まとめ

防災グッズのリスト作りや、防災グッズを子供と避難するためにカスタマイズする方法、防災グッズの置き場所などについてまとめました。
ご家庭によって必要なものが異なりますし、お子さんの防災意識を育むことになりますので、防災グッズについてぜひ一度ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました