小さい頃は親子で一緒に行動していた子供も、小学生になると単独行動が増えて活動範囲も広がりますよね。
そろそろ鍵を持たせたいけど、子供が鍵をなくさないかや、家に親がいないと知られては防犯面が心配というお母様もいると思います。
子供に鍵を持たせるのはいつからだろう?
失くさないようにする方法や家に安全な持たせ方を知りたいという方に、今回は子供が鍵をなくさない方法や鍵の持たせ方についてまとめます。
子供に鍵はいつから持たせる?
子供に鍵はいつから持たせるかは家庭の事情によりけりですが、共働きの家では小学生になってから持たせるという方もいます。
私も『学童で夕方まで見てもらえても帰宅の時間に間に合わないから』と、入学を機に鍵を渡したという人を知っています。
ただ、実際には小学1年生に鍵を渡すのは心配だからと、もう少し子供が成長してなくさないと思えるようになってからという方が多い印象がありますね。
1年生の間は学童まで迎えに行き、2年生になってからは子供に鍵を持たせたという方も多いです。
学年が上がると子供が学童に行かなくなってしまったりもするので、鍵を持たせないとランドセルを持ったまま困ってしまうということもあるんですよね。
我が家の場合は私が子供の帰宅時には家にいることもありますし、鍵の紛失が心配だったため、出かけるときにのみ鍵を渡すという方法で上の子には4年生から鍵を持たせています。
小学生になったばかりの下の子にはまだ鍵を持たせておらず、同じようにもう少し成長を見てから鍵を持たせるようにしようと思っているところです。
子供が鍵をなくさない方法
子供が鍵をなくさないために気を付ける2つのこと
子供が鍵をなくさないようにする方法はいくつかありますが、次の2つのことに注意するといいですよ。
・鍵の場所を決める
鍵の場所を決めてあると、子供がどこにやったか迷うことがなくなります。
身に着けているとなくしたらすぐに気づけるメリットがありますが、鍵を持っていることがわからないように安全面に配慮して持つ必要がありますね。
・紛失しないように固定する
場所を決めてあっても雑な扱いをしていると鍵が落ちたりなくなったりすることがあります。
安全面に配慮しつつも落ちないように固定するといいですよ。
子供の鍵の持たせ方
では、具体的に子供が鍵をなくさない持たせ方について、まとめていきます。
・身に着ける
鍵を身に着けて入ればなくしたときに気づけますが、ネックストラップは絶対にNGです。
かつての鍵っ子スタイルですが、子供が鍵を持っていることが外から見てすぐにわかりますし、誤ってどこかに引っかかってしまったりして首が締まる可能性もあります。
オススメはズボンのベルト通しの部分にリール式やコイル式のキーホルダーを付けて通し、ポケットにしまう方法です。
シャツインしていなければベルト通しのキーホルダーはほぼ見えないので鍵を持っていることはわかりませんし、キーホルダーで固定しているので落としたりなくしたりする可能性はかなり低くできます。
リールキーホルダーも小ぶりのものならポケットに入れても邪魔になりませんね。
コイル式のキーホルダーは肌の当たりがソフトなので、ポケットに入っていても違和感が少ないかもしれません。
・ランドセルに入れる・つける
ランドセルは丈夫ですし、登下校のときにしか持ち歩かないので、紛失する可能性が低くなります。
子供のいたずらなどで外れないように、しっかり固定しておけば安心ですよ。
ランドセルを鞄に入れる場合は、蓋を開けた部分にある小さなポケットがオススメ。
最近のランドセルには小さなポケットの内側にキーホルダーを固定するための金具がついていることも多いです。
ランドセルに鍵を入れる場合の注意点としては、学校の外では常に身に着けておくことと、記名を控えること。
特に、住所を書いておくと盗難に遭ったときに一緒に住所氏名まで犯人にバレてしまいます。
低学年の子には、キーホルダーや記名欄にマークを付けるなどといった記名以外の方法で子供に自分のランドセルがわかるようにしておくといいですよ。
ランドセルに鍵をつける商品もいろいろ販売されています。
こちらはランドセルのベルト部分に鍵を固定する『鍵リターンズ』。
鍵はスナップの内側に隠れていて、使うときだけリールを伸ばして使えます。
6色展開でランドセルのカラーに合わせて選ぶことができますよ。
エナメル質で4色展開の新バージョンもあります。
カードキーを入れられるサイズのものもありますよ。
電車やバスを使って登校しているお子さんも便利に使えそうですね。
今は可愛いキーホルダーなどもたくさん発売されているので、お子さんにあったものを見つけて使ってみてくださいね。
まとめ
子供に鍵をいつから持たせるか、子供の鍵の持たせ方やなくさない方法についてまとめました。
子供に鍵を持たせるタイミングとしては、小学校入学時、学年が上がって単独行動が増えたときなど、ご家庭により様々です。
一人で行動することが増えたとはいえ、まだまだ小学生の子供が鍵を管理するのは難しい面もあるので、鍵の場所を決める、安全面に配慮しつつ鍵を固定するなどの工夫でなくさないようにしてくださいね。
また、親が鍵を安全に管理しようと見えないようなキーホルダーを買ったりしても、子供が『ぼく今日から鍵持ってるんだー!』とひけらかしていては全く意味がありません。
子供に鍵を持たせるときに、外では使うとき以外には鍵を出さないよ、鍵が見えないようにしてね、と言い聞かせるのも忘れないでくださいね。
なお、子供の安全対策については別の記事も書いていますので、あわせて参考にしていただけると嬉しいです。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
お読みいただきましてありがとうございました。